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許嫁が多すぎる
第11章 四日目
「本日の試験者、一条寺琴音様ですが、どうしても外せない収録のため午前十時からのデートは出来ません」
「そ、そうなんだ……じゃあ延期?」
「いえ。延期はできません。一条寺様がお戻りになられてから開始となります」
「へぇ……じゃあ一条寺さんの収録が押して九時を回ってしまっても時間はカウントするということなんですね?」
「そういうことになります」
それを聞いて翔太は少しだけ希望を持った。
もし一条寺が遅れに遅れて九時十一分を過ぎれば一条寺が確実に落選となるからだ。
「朝から催されたのですか?」
ニヤつく翔太にメイドが相変わらずの無機質な声で尋ねる。
「え?」
「ベッドの中で手淫されてらっしゃるご様子ですが、朝から催されたのでしょうか?」
翔太がベッドの中で何をしていたのかお見通しのメイドは表情一つ変えずに問い掛けてきた。
「い、いやっ……催したっていうか……」
「お任せくださいませ」
メイドは翔太の掛布団を勢いよく捲る。
パンツを脱いだ間抜けな格好を晒してしまう。
「ちょっ……え?」
「そ、そうなんだ……じゃあ延期?」
「いえ。延期はできません。一条寺様がお戻りになられてから開始となります」
「へぇ……じゃあ一条寺さんの収録が押して九時を回ってしまっても時間はカウントするということなんですね?」
「そういうことになります」
それを聞いて翔太は少しだけ希望を持った。
もし一条寺が遅れに遅れて九時十一分を過ぎれば一条寺が確実に落選となるからだ。
「朝から催されたのですか?」
ニヤつく翔太にメイドが相変わらずの無機質な声で尋ねる。
「え?」
「ベッドの中で手淫されてらっしゃるご様子ですが、朝から催されたのでしょうか?」
翔太がベッドの中で何をしていたのかお見通しのメイドは表情一つ変えずに問い掛けてきた。
「い、いやっ……催したっていうか……」
「お任せくださいませ」
メイドは翔太の掛布団を勢いよく捲る。
パンツを脱いだ間抜けな格好を晒してしまう。
「ちょっ……え?」