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第11章 四日目

服を脱いだ翔太は手を繋がれながらシャワールームへと向かった。

「はいっ翔太さんお体流しますんでじっとしててくださいね」

「お、おう……」

軽くシャワーで身体を湿らせたあと、一条寺は手にボディソープを取って翔太を洗体していく。
以前一条寺に身体を洗われたときのことを思い出して、翔太はグッと身体に力を入れる。
前回身体を弄られたときはあっさりと射精させられたからだ。

「っもう……力抜いてください」

細い指で愛撫するように洗いながら一条寺は口を尖らせる。

「駄目ですよ。そんなことしても琴音スペシャルの前ではすぐイッちゃうんですからね」

おどけた口調で脇腹をくすぐってくる。