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許嫁が多すぎる
第4章 許嫁理由
「てか天谷、まだこの屋敷にいたのかよ……見ての通り俺は許嫁だらけなんだから、じいさんに言われたことなんて無視して帰ればよかったのに」
「う、うるさいっ!! あたしだって別に好きで残ってる訳じゃないんだ!! しょ、翔太とけけ結婚したいとか、そんなんじゃないからな!!」
「わかってるよ」
天谷が顔を赤くしてるのは怒っているからと感じて疑わない翔太は面倒臭そうに対応する。
「途中で逃げ出すのが嫌だから残ってるんだっ!!」
「はいはい……わかったよ……天谷はなんでも責任感強すぎだからなぁ……」
翔太はあくびをしながらパジャマを捲ってお腹をボリボリと掻いた。
捲れたパジャマから引き締まった腹筋を見て天谷はドキッと胸を弾ませた。
「う、うるさいっ!! あたしだって別に好きで残ってる訳じゃないんだ!! しょ、翔太とけけ結婚したいとか、そんなんじゃないからな!!」
「わかってるよ」
天谷が顔を赤くしてるのは怒っているからと感じて疑わない翔太は面倒臭そうに対応する。
「途中で逃げ出すのが嫌だから残ってるんだっ!!」
「はいはい……わかったよ……天谷はなんでも責任感強すぎだからなぁ……」
翔太はあくびをしながらパジャマを捲ってお腹をボリボリと掻いた。
捲れたパジャマから引き締まった腹筋を見て天谷はドキッと胸を弾ませた。