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片時雨を抱きしめて
第2章 第二章 片時雨




先生の眼差しがふ、と覚める。
声のトーンが、落ちる。

「俺が綿谷を抱いたら、それで気が済むの」
「うん」
「綿谷はそれで満足なの」
「うん」
「本当に、それで」

私はもう、言葉が続かなかった。感情の整理がつかないままあふれる涙で、もうおぼれてしまいそうだった。
私は小さく、何度も、うなずく。

いまはもう、それでいい。それがいい。それだけがいい。

先生に抱かれたい。それだけが、良い。


「誰にも言わない?」

先生の目が、先生じゃ、なくなって。
その色が、視線の冷たさが、違う_____。


「煽ったの、そっちだから」


私が先生の問いにこたえるより前に力強く腕をひかれ唇が、触れる。


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