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第3章 近親相姦

「愛華はお父さんに似て、凄く厭らしい子だったんだね」

「厭らしい愛華でごめんなさい」

「愛華、お父さんは厭らしい子大好きだよ」

「お母さんは……　厭らしいの？」

「愛華、それは……」

「聞きたい。教えて？」

「普通だよ」

「それなら、お父さんは愛華のほうが好きなんだよね」

「愛華、もちろん好きだよ。厭らしい子だとわかったらもっと好きになったよ。
だけど、お母さんを好きなのはまた別のこと」

「……」

「今わからなくてもいつかわかる時がくるから」

涙が出そうなのこらえて頷いた
「パパ、続きして」