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過去のことにしたかったのに
第6章 今度こそは二人だけで……
「愛華に何をしようとしていたか教えて」

「パパ、大丈夫だから
何もなかったから………」

「愛華は少し、黙ってて」

「はい」

「優しく聞いてるのに答えられないの?答えるまで帰ること出来ないから」

「監禁でもするつもり? 警察に行くから」

「へぇ~、私が来なかったら愛華を無理矢理犯してたたんだよね。それは良いことなの?」

「……」

「愛華、こっちに来なさい」

「はい」

「愛華だったらこんな時、どうするのか見せてあげたら」

「パパ、するの?」

「そのほうが良いみたいだよ」
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