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墜ちてイク~性奴隷妻は羞恥指令に躯は溺れて……。
第2章 チャプター02
乳首を弄ばれる時の、甘やかな快感とはまた違う、身体の奥深いところからずしんと響くような重い悦楽が腰から背骨を伝って一直線に頭頂へと駆け抜けていった。そこはもちろん、郁美の弱点のひとつだった。そこを責められると、躯がどうなってしまうのかわからないくらい、感じてしまうのだ。郁美は男をただ、満足させればそれで充分と思っていたので、何とかごまかそうとした。
「おっぱいの大きい女は、あまり感度がよくないっていうが、あんたは違うみたいだな」
男が急に話しかけてきた。
「電車の中でも、それまでと、反応が違っていたからな」
「ええ、初めての男が、胸の好きな人で、開発されたから」
咥えていたタンクトップの生地を口から外し、代わりに手でめくりあげながら、郁美は答えた。
「初めての男ねぇ」
男の口振りは、郁美がかなりの淫乱で、こういう行為を何度も繰り返しているのだろうと、言いたげだった。
「じゃあ、ケツの穴もその男から仕込まれたのか」
「え……えぇ。そうよ」
郁美は男に言われて、まだお尻の穴を塞いでいるアナルプラグを意識した。
と、男は不意打ちとばかりに、先程の郁美の下乳の弱いところを舌でぞろりと舐め上げてきた。
「! ……んッ」
あまりにも突然だったので、郁美は声をあげることすらできなかった。息を鋭く吸い込み、身体を硬直させた。
男は郁美に不意打ちを食らわせるためにわざと、話しかけてきたのだろう。相手の策にやすやすとはめられてしまったことに、郁美は口惜しく思った。
強すぎる男の舌の刺激に、郁美は背中がのけ反るのを、どこか別人のように感じた。頭の芯のほうが真っ白になり、何も考えられなくなった。
と、男が舌の動きを止めた。郁美は自分がいつの間にか、天井へ顔を向けていたことに、気づいた。もしかすると、大きく喘いでいたのかもしれないが、男の反応からすると、それにびっくりして舌の愛撫を止めたのではないらしかった。今度は、郁美の喉に舌を這わせてくる。
悦楽の波が一気に退(しりぞ)いても、体の火照りは去ってはくれなかった。むしろ逆に、体のほうが次の肉の悦楽を求めているのが、郁美にはよくわかった。
「おっぱいの大きい女は、あまり感度がよくないっていうが、あんたは違うみたいだな」
男が急に話しかけてきた。
「電車の中でも、それまでと、反応が違っていたからな」
「ええ、初めての男が、胸の好きな人で、開発されたから」
咥えていたタンクトップの生地を口から外し、代わりに手でめくりあげながら、郁美は答えた。
「初めての男ねぇ」
男の口振りは、郁美がかなりの淫乱で、こういう行為を何度も繰り返しているのだろうと、言いたげだった。
「じゃあ、ケツの穴もその男から仕込まれたのか」
「え……えぇ。そうよ」
郁美は男に言われて、まだお尻の穴を塞いでいるアナルプラグを意識した。
と、男は不意打ちとばかりに、先程の郁美の下乳の弱いところを舌でぞろりと舐め上げてきた。
「! ……んッ」
あまりにも突然だったので、郁美は声をあげることすらできなかった。息を鋭く吸い込み、身体を硬直させた。
男は郁美に不意打ちを食らわせるためにわざと、話しかけてきたのだろう。相手の策にやすやすとはめられてしまったことに、郁美は口惜しく思った。
強すぎる男の舌の刺激に、郁美は背中がのけ反るのを、どこか別人のように感じた。頭の芯のほうが真っ白になり、何も考えられなくなった。
と、男が舌の動きを止めた。郁美は自分がいつの間にか、天井へ顔を向けていたことに、気づいた。もしかすると、大きく喘いでいたのかもしれないが、男の反応からすると、それにびっくりして舌の愛撫を止めたのではないらしかった。今度は、郁美の喉に舌を這わせてくる。
悦楽の波が一気に退(しりぞ)いても、体の火照りは去ってはくれなかった。むしろ逆に、体のほうが次の肉の悦楽を求めているのが、郁美にはよくわかった。