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墜ちてイク~性奴隷妻は羞恥指令に躯は溺れて……。
第2章 チャプター02
——わたしは逝(い)ったのだろうか。……たぶん、そうなのだろう。短い間だが、自分がどうなっているのか、わからなくなったのだから。
男は舌は喉から鎖骨、胸の谷間へと降ってきた。あの強烈な官能を再び、与えられることを、郁美は恐れた。男の頭を両手で抱え、自分の胸に押しつけた。男の呼吸が深くなり、息が郁美の肌に吹きかかった。が、男はそれで苦しがることもなく、舌の愛撫を続けた。と同時に、右の乳房をつかまれ、膣に指が入り込んでくるのを感じた。
「あ……あぁッ!」
膣に入り込んできた指は膣壁の入り口をなぞり、Gスポットをとらえようとしていた。
——声をあげることができたら。
声をあげて、激しく乱れることができたら、どんなによかっただろう。
いや、そもそも、目の前にいるのが、相手が見ず知らずのの男ではなく、隆一だったなら……自分のすべてを捧げてもいい。そんなことを、郁美は頭に思い浮かべていた。
郁美は、声をこらえて喘ぎながら、男を見下ろした。
指と舌の愛撫だけで、自慰や隆一とのセックスでは味わえない、味わうことのできない悦楽を与えてくるのだ。この男と交じりあえば、どんな官能が郁美の体に刻まれるのだろう。期待するのと同時に、一度、目覚めさせられた官能の世界から逃れられるのか。郁美には自信がなかった。
ついに、男の舌が郁美の下乳の部分をとらえた。が、今度は男はさっきのように、強い刺激を与えてこなかった。ゆっくりとした舌の動きに、郁美はむしろ、もどかしさを覚えるほどだった。そして、もちろん、反対側の乳房や秘所への愛撫も忘れてはいなかった。男の指や舌の動きに、自分の情欲がどんどん高められていっていることを、意識した。唇を噛んで、その情欲をただ、やり過ごすことだけが、今の郁美にできることだった。
「もう、すっかりできあがっているようだな」
男が言った。
「身体のほうも、ほぐれてきたんじゃないか」
「……ええ」
郁美は男の股間に、目をやった。ズボンの上からでも、男が性的に興奮しているのが、わかった。それに、触れたい、硬さを確かめてみたい、と一瞬でも思ってしまった自分はどんなに罪深い女なのだろうと、郁美は恥ずかしく思った。
男は舌は喉から鎖骨、胸の谷間へと降ってきた。あの強烈な官能を再び、与えられることを、郁美は恐れた。男の頭を両手で抱え、自分の胸に押しつけた。男の呼吸が深くなり、息が郁美の肌に吹きかかった。が、男はそれで苦しがることもなく、舌の愛撫を続けた。と同時に、右の乳房をつかまれ、膣に指が入り込んでくるのを感じた。
「あ……あぁッ!」
膣に入り込んできた指は膣壁の入り口をなぞり、Gスポットをとらえようとしていた。
——声をあげることができたら。
声をあげて、激しく乱れることができたら、どんなによかっただろう。
いや、そもそも、目の前にいるのが、相手が見ず知らずのの男ではなく、隆一だったなら……自分のすべてを捧げてもいい。そんなことを、郁美は頭に思い浮かべていた。
郁美は、声をこらえて喘ぎながら、男を見下ろした。
指と舌の愛撫だけで、自慰や隆一とのセックスでは味わえない、味わうことのできない悦楽を与えてくるのだ。この男と交じりあえば、どんな官能が郁美の体に刻まれるのだろう。期待するのと同時に、一度、目覚めさせられた官能の世界から逃れられるのか。郁美には自信がなかった。
ついに、男の舌が郁美の下乳の部分をとらえた。が、今度は男はさっきのように、強い刺激を与えてこなかった。ゆっくりとした舌の動きに、郁美はむしろ、もどかしさを覚えるほどだった。そして、もちろん、反対側の乳房や秘所への愛撫も忘れてはいなかった。男の指や舌の動きに、自分の情欲がどんどん高められていっていることを、意識した。唇を噛んで、その情欲をただ、やり過ごすことだけが、今の郁美にできることだった。
「もう、すっかりできあがっているようだな」
男が言った。
「身体のほうも、ほぐれてきたんじゃないか」
「……ええ」
郁美は男の股間に、目をやった。ズボンの上からでも、男が性的に興奮しているのが、わかった。それに、触れたい、硬さを確かめてみたい、と一瞬でも思ってしまった自分はどんなに罪深い女なのだろうと、郁美は恥ずかしく思った。