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第21章 チャプター21

　それからも郁美は、晴翔と玲二に犯され続けた。口やお尻、膣、それに胸や背中など、ありとあらゆる場所に二人の精液を浴び、何度も絶頂に達した。逝った直後も代わる代わる、男たちはペニスを挿入し、決して郁美に休む暇を与えてくれなかった。昨日からずっと犯されているが、逝かされた回数はこの一年での夫とのセックスで郁美がエクスタシーを極めた回数を確実に上回っていた。
　車中が郁美の淫液と精子の臭いで満たされるようになると、晴翔が車を運転して移動することになった。郁美は後部シートで玲二に犯されたが、今度はカーテンが開けっ放しだったので、車内を覗き見られないか、移動の最中はそのことで頭がいっぱいだった。
　いや――実際、何度か車が交差点などで停車した際に、横に並んだ車や通行人に、セックスをしているのを気づかれたりしたはずだった。が、ＡＶビデオの撮影と思われたのか、通報はされなかったようだ。途中、パトカーなどに停車させられることもなく、郁美の家にすんなりとたどり着いてしまった。
　家の前で、解放されるのかと思ったが、ふたりはそんな甘い考えの持ち主では、もちろん、なかった。家に強引に連れ込まれると、昨夜と同様に犯されることとなってしまった。
　夫婦の寝室からはじまり、バスルームやトイレ、リビング、玄関、さらには料理をしながらセックスを強要されたりもした。
　食事を摂っている間も、フェラチオをさせられていたので、精子が胃の中で消化物と混ざり合うイメージが郁美の頭の中で巡っていた。