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墜ちてイク~性奴隷妻は羞恥指令に躯は溺れて……。
第23章 チャプター23
……つまりは、そういうことだったのだ。
何も知らないでいたのは、郁美ただひとりだけだったのだ。隆一も、一也の命令で夫以外の男性とセックスしていたことを、本人から聞かされていたらしい。もちろん、晴翔と玲二も一也の相方で、郁美と接触を果たし、行為に及んだ、とのことだった。
その上で、隆一は郁美とは別れずに夫婦生活を続ける、他の男とのセックスも認める、と驚きの告白をしてきた。これまで、郁美が他の男に抱かれるさまも、一也と一緒になって、眺めていたらしい。
寝取られ気質――そういう性癖があることを、後になって郁美は知らされた。自分の恋人や夫婦関係にある者を、他人に抱かせることで興奮を得るのが、そういった人々の特徴らしい。そして、隆一はそういう気質があることをずっと、郁美に隠してきていたらしい。
だから――今回の件は隆一にとって、渡りに船だったようだ。
「おれが聞くことじゃあないが、君にはあまり、メリットはないんじゃないか。そのまま、隆一君と夫婦関係を続けても問題はないと思うがね」
一也が諭すようなその言葉に、郁美は電話口で首を横に振った。
「いいの。これから、しばらくの間、離婚のことで揉めるのでしょうけど――あの人と夫婦を続けるつもりはないわ」
一也の言う通り、隆一は郁美が他の男に抱かれることを認めてくれるのだから、夫婦関係を続けたとしても、何も問題はなかった。が、それは郁美に隆一に対する愛情が残っていれば、の話だ。
「ひゃっ!」
と――郁美は後ろから、いきなり、尻たぶを撫でられた。電話を早々に切り上げることなく、今も話し続けていることに痺れを切らした男が、通話中にも拘わらず、郁美とセックスをすることにしたらしい。後背位で、挿入された。
今度はゆっくりと膣口をくぐらせるようなことはなく、やや強引に肉竿を突き入れられて、郁美はスマートフォンを握りしめて、その場に突っ伏してしまった。
「あッ! あぁ……ん、くっ――」
「どうした。いきなり、変な声を出したりして」
一也が喉の奥で嗤いをこらえているような声で、そう訊いてきた。
何も知らないでいたのは、郁美ただひとりだけだったのだ。隆一も、一也の命令で夫以外の男性とセックスしていたことを、本人から聞かされていたらしい。もちろん、晴翔と玲二も一也の相方で、郁美と接触を果たし、行為に及んだ、とのことだった。
その上で、隆一は郁美とは別れずに夫婦生活を続ける、他の男とのセックスも認める、と驚きの告白をしてきた。これまで、郁美が他の男に抱かれるさまも、一也と一緒になって、眺めていたらしい。
寝取られ気質――そういう性癖があることを、後になって郁美は知らされた。自分の恋人や夫婦関係にある者を、他人に抱かせることで興奮を得るのが、そういった人々の特徴らしい。そして、隆一はそういう気質があることをずっと、郁美に隠してきていたらしい。
だから――今回の件は隆一にとって、渡りに船だったようだ。
「おれが聞くことじゃあないが、君にはあまり、メリットはないんじゃないか。そのまま、隆一君と夫婦関係を続けても問題はないと思うがね」
一也が諭すようなその言葉に、郁美は電話口で首を横に振った。
「いいの。これから、しばらくの間、離婚のことで揉めるのでしょうけど――あの人と夫婦を続けるつもりはないわ」
一也の言う通り、隆一は郁美が他の男に抱かれることを認めてくれるのだから、夫婦関係を続けたとしても、何も問題はなかった。が、それは郁美に隆一に対する愛情が残っていれば、の話だ。
「ひゃっ!」
と――郁美は後ろから、いきなり、尻たぶを撫でられた。電話を早々に切り上げることなく、今も話し続けていることに痺れを切らした男が、通話中にも拘わらず、郁美とセックスをすることにしたらしい。後背位で、挿入された。
今度はゆっくりと膣口をくぐらせるようなことはなく、やや強引に肉竿を突き入れられて、郁美はスマートフォンを握りしめて、その場に突っ伏してしまった。
「あッ! あぁ……ん、くっ――」
「どうした。いきなり、変な声を出したりして」
一也が喉の奥で嗤いをこらえているような声で、そう訊いてきた。