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墜ちてイク~性奴隷妻は羞恥指令に躯は溺れて……。
第4章 チャプター04
「今、あんたのおまんこに入っているのは、誰の何だ」
「……あなたの、逞しい、お……おちんぽです」
「じゃ、おれのチンポがどんな感じだ。目で見たのと、実際に入れてみたのとでは、どう違う」
「……とても、ふ、太くて、なかがいっぱいに広げられるか、感じです。雁首も大きいので、引かれると、膣壁が擦れて、き、気持ちいいです。先端も奥まで届くので、あなたのおちんぽで満たされているのが、よくわかります」
 男がゆっくりと、郁美が言ったことを確認させるかのように、腰を動かした。
「旦那のチンポよりもいいのか」
 郁美の左の指にはめられた指輪に目をとめたのか、男がそんなことを言った。
「……はい。夫のよりも、ずっといい――」
 いいです、と言い切る前に、男は再び、腰を激しく、突き上げてきた。お尻を両手で抱えた。
 郁美も男の肩に手を置き、腰の動きに応えた。両方の乳房がたぷたぷと、上下に揺れた。
「ああ、ああッ。いい。とってもいい……いいわ」
 うっとりとした声で、郁美は言った。隆一とのセックスでも、玩具を使っての自慰でも味わえない悦楽に、郁美は浸されていた。皮肉なことに、今日会ったばかりのこの男との体の相性は抜群だった。ただ、この男の言う通りにしていたら、肉の歓喜を味わせてもらえる。それが、郁美の頭の中を痺れさせていた。が、同時に戻ってこれなくなってしまうかもしれない。そんなことも、ちらりと浮かんだが、尽きることのない快楽の前では、どんなものも無力だった。
 郁美と男のその行為は、もはやセックスとは呼べるものではなかった。情を交わす、という意味のセックスでは。ふたりはただ、性の欲動を満たすだけのために、獣となって、互いの体を貪っていた。
「いい……いいっ、お、奥まで、届くの」
 男のひと突き、ひと突きが、子宮までも犯し、その官能に郁美は気も狂わんばかりとなった。腰を浮かせる度、または沈める度に、男根が膣壁を押し広げていった。膣のほうも、男根が移動するごとに吸いつき、締めつけているようだった。それは、男の表情からも、窺い知ることができた。
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