この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
墜ちてイク~性奴隷妻は羞恥指令に躯は溺れて……。
第4章 チャプター04
「すいません。今、入ってます」
 男は郁美の唇から口を外すと、ドアの向こうへと呼びかけた。
 と、ドアの向こうから舌打ちが聞こえてきた。
「なんだ、いるのか。だったら、初めから返事をしろよ」
 ドアを蹴飛ばしたらしく、ガタンと鳴った。止め金がその拍子に動き、郁美をヒヤヒヤとさせた。
 男が再び、郁美の乳首と肉芽を愛撫してきた。声が洩れるのを、郁美は唇を噛んで堪えた。
 ドアの向こうでは、中の様子がちょっとおかしいことに気づいたのか、しばらく、気配がしていたのだが、やがて、足音が遠ざかっていくのが聞こえてきた。その間、ほんの二、三秒と思われるが、郁美は生きた心地がしなかった。
「あんた、さっき、どんなことでもするって言ったよな」
 男が立ち上がりながら、言った。郁美は床に座り込みながら、男の下卑た笑みを見上げた。
 先刻まで、ドアの前にいた男は用を足しに来ていただけで、郁美たちの嬌声を聞きつけて来たのではなかったのだろう。ドアを揺らしていたのは、建てつけが悪くて、開かなかったのだろうと思ったに違いない。
 そのことを、目の前の男が知っていたのかは、わからない。が、郁美は言わなくてもいいことを言わされた気分にはなった。
「は、はい。言いました」
 が、今はこの男に屈従するしかないのだ。……少なくとも、従ってさえいれば、郁美の望む悦楽は与えてくれるのだから。
「おれはあんたほど変態じゃないからな。アナルセックスは経験がないんだ。させてくれるよな」
 郁美は目を閉ざした。
「はい。あなたが望むなら」
 震える声で、そう言った。が、それは演技だった。そう言うことで、男の嗜虐心を刺激するのはわかっていたし、郁美も自分はこんなこと望んでなどいない、と言い聞かせてもいた。
/124ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ