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墜ちてイク~性奴隷妻は羞恥指令に躯は溺れて……。
第4章 チャプター04
「すいません。今、入ってます」
男は郁美の唇から口を外すと、ドアの向こうへと呼びかけた。
と、ドアの向こうから舌打ちが聞こえてきた。
「なんだ、いるのか。だったら、初めから返事をしろよ」
ドアを蹴飛ばしたらしく、ガタンと鳴った。止め金がその拍子に動き、郁美をヒヤヒヤとさせた。
男が再び、郁美の乳首と肉芽を愛撫してきた。声が洩れるのを、郁美は唇を噛んで堪えた。
ドアの向こうでは、中の様子がちょっとおかしいことに気づいたのか、しばらく、気配がしていたのだが、やがて、足音が遠ざかっていくのが聞こえてきた。その間、ほんの二、三秒と思われるが、郁美は生きた心地がしなかった。
「あんた、さっき、どんなことでもするって言ったよな」
男が立ち上がりながら、言った。郁美は床に座り込みながら、男の下卑た笑みを見上げた。
先刻まで、ドアの前にいた男は用を足しに来ていただけで、郁美たちの嬌声を聞きつけて来たのではなかったのだろう。ドアを揺らしていたのは、建てつけが悪くて、開かなかったのだろうと思ったに違いない。
そのことを、目の前の男が知っていたのかは、わからない。が、郁美は言わなくてもいいことを言わされた気分にはなった。
「は、はい。言いました」
が、今はこの男に屈従するしかないのだ。……少なくとも、従ってさえいれば、郁美の望む悦楽は与えてくれるのだから。
「おれはあんたほど変態じゃないからな。アナルセックスは経験がないんだ。させてくれるよな」
郁美は目を閉ざした。
「はい。あなたが望むなら」
震える声で、そう言った。が、それは演技だった。そう言うことで、男の嗜虐心を刺激するのはわかっていたし、郁美も自分はこんなこと望んでなどいない、と言い聞かせてもいた。
男は郁美の唇から口を外すと、ドアの向こうへと呼びかけた。
と、ドアの向こうから舌打ちが聞こえてきた。
「なんだ、いるのか。だったら、初めから返事をしろよ」
ドアを蹴飛ばしたらしく、ガタンと鳴った。止め金がその拍子に動き、郁美をヒヤヒヤとさせた。
男が再び、郁美の乳首と肉芽を愛撫してきた。声が洩れるのを、郁美は唇を噛んで堪えた。
ドアの向こうでは、中の様子がちょっとおかしいことに気づいたのか、しばらく、気配がしていたのだが、やがて、足音が遠ざかっていくのが聞こえてきた。その間、ほんの二、三秒と思われるが、郁美は生きた心地がしなかった。
「あんた、さっき、どんなことでもするって言ったよな」
男が立ち上がりながら、言った。郁美は床に座り込みながら、男の下卑た笑みを見上げた。
先刻まで、ドアの前にいた男は用を足しに来ていただけで、郁美たちの嬌声を聞きつけて来たのではなかったのだろう。ドアを揺らしていたのは、建てつけが悪くて、開かなかったのだろうと思ったに違いない。
そのことを、目の前の男が知っていたのかは、わからない。が、郁美は言わなくてもいいことを言わされた気分にはなった。
「は、はい。言いました」
が、今はこの男に屈従するしかないのだ。……少なくとも、従ってさえいれば、郁美の望む悦楽は与えてくれるのだから。
「おれはあんたほど変態じゃないからな。アナルセックスは経験がないんだ。させてくれるよな」
郁美は目を閉ざした。
「はい。あなたが望むなら」
震える声で、そう言った。が、それは演技だった。そう言うことで、男の嗜虐心を刺激するのはわかっていたし、郁美も自分はこんなこと望んでなどいない、と言い聞かせてもいた。