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墜ちてイク~性奴隷妻は羞恥指令に躯は溺れて……。
第5章 チャプター05
と、男の舌がもぞもぞと、郁美の背中を這い回りはじめた。
「背中も感じるみたいだな」
郁美の敏感な反応を見て、男が言った。
「そんなこと――」
ないです、と言おうとしたが、その喘ぎながらの声が何よりも背中が弱点なのだと、明かしているようなものだった。
男はアヌスを抉りながら、背中を舐め回していった。
「あ! あ、あぁ……は、うンッ」
男の舌が郁美の左の肩甲骨の下あたりを捉えると、びりびりと快美感が背骨を伝って一気に頭へと突き抜けていった。知らず、背中がのけぞった。
そこへ、男が腰を使い、ペニスで郁美のアヌスを穿ってきた。一気に奥まで突き入られて、郁美は声が出ないほど感じてしまった。
男の剛直が激しく抽送を繰り返し、それが弱まると、今度は背中を舌で愛撫され、強弱をつけて襲いかかる官能の波に翻弄され、郁美はもう、快楽のことしか考えられなくなっていった。まさに、今の郁美は悦楽の奴隷だった。差し出された性の歓喜にただただ、すがりつくことしかできなかった。
だが、快楽に堕ちない人など、果たしているだろうか。歓(よろこ)びを感じることができて、それに流されない人間など、いるのだろうか。
――いや、だからこそ、郁美はそうした欲望に一時的にせよ背を向けてきたのだが。
男が郁美の右手を取った。手を引きながら、腰を突き入れてきた。
「あ……うッ、いい」
アヌスを犯す男の肉竿の角度と力強さに変化が生じ、郁美は新たな刺激に、声を喘がせた。男はそうしながら、郁美の乳房を横から掴んできた。夫とはまったく異なる荒々しい愛撫に、郁美は相手の性の道具として使われているのだと、改めて思った。
「あッ、ああ。もっと……もっと、お願いします。どうか、感じさせて下さい」
蕩(とろ)けた顔で男を振り返り、郁美はそう言った。
男が無言で、郁美の両の手首を取った。上半身が便座から浮き、男は本格的に腰を使いはじめた。
――ああ、熱い。
お尻の穴を行き来する男のペニスが、熱を帯びはじめた。ストロークが深くなり、男の動きに同調させるように、郁美も腰を動かすと、ぱん、ぱんという音がトイレのなかに響いた。
後ろ手を取られながら、郁美は拳を握り締めた。
「背中も感じるみたいだな」
郁美の敏感な反応を見て、男が言った。
「そんなこと――」
ないです、と言おうとしたが、その喘ぎながらの声が何よりも背中が弱点なのだと、明かしているようなものだった。
男はアヌスを抉りながら、背中を舐め回していった。
「あ! あ、あぁ……は、うンッ」
男の舌が郁美の左の肩甲骨の下あたりを捉えると、びりびりと快美感が背骨を伝って一気に頭へと突き抜けていった。知らず、背中がのけぞった。
そこへ、男が腰を使い、ペニスで郁美のアヌスを穿ってきた。一気に奥まで突き入られて、郁美は声が出ないほど感じてしまった。
男の剛直が激しく抽送を繰り返し、それが弱まると、今度は背中を舌で愛撫され、強弱をつけて襲いかかる官能の波に翻弄され、郁美はもう、快楽のことしか考えられなくなっていった。まさに、今の郁美は悦楽の奴隷だった。差し出された性の歓喜にただただ、すがりつくことしかできなかった。
だが、快楽に堕ちない人など、果たしているだろうか。歓(よろこ)びを感じることができて、それに流されない人間など、いるのだろうか。
――いや、だからこそ、郁美はそうした欲望に一時的にせよ背を向けてきたのだが。
男が郁美の右手を取った。手を引きながら、腰を突き入れてきた。
「あ……うッ、いい」
アヌスを犯す男の肉竿の角度と力強さに変化が生じ、郁美は新たな刺激に、声を喘がせた。男はそうしながら、郁美の乳房を横から掴んできた。夫とはまったく異なる荒々しい愛撫に、郁美は相手の性の道具として使われているのだと、改めて思った。
「あッ、ああ。もっと……もっと、お願いします。どうか、感じさせて下さい」
蕩(とろ)けた顔で男を振り返り、郁美はそう言った。
男が無言で、郁美の両の手首を取った。上半身が便座から浮き、男は本格的に腰を使いはじめた。
――ああ、熱い。
お尻の穴を行き来する男のペニスが、熱を帯びはじめた。ストロークが深くなり、男の動きに同調させるように、郁美も腰を動かすと、ぱん、ぱんという音がトイレのなかに響いた。
後ろ手を取られながら、郁美は拳を握り締めた。