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墜ちてイク~性奴隷妻は羞恥指令に躯は溺れて……。
第6章 チャプター06
 一也との付き合いは三ヶ月以上に渡り、郁美は既に肉体関係を結んでいた。中学、高校と特定の親しい男性のいなかった郁美は当然、一也が初めての男性となった。
 一也とのセックスはノーマルなもので、ある種、性に対して憧れのようなものを抱いていた郁美は、実際はこんなものなのかもしれない、と自分からは積極的に求めたりはしないものの、それなりに満たされてもいた。
 ――が、快楽の扉は、そんなものではないと、郁美は後々、嫌というほど、味合わせられることになる。
 ある日のことだった。一也から、日帰りで旅行へ行かないか、と誘われたのだ。もう予約もとってあるからと、やや強引な誘い方に、いつもの紳士的な態度で接してくる一也らしくないと感じた郁美だったが、日帰りとは言え、旅行は家族か女友達としかしたことがなかったので、深く考えもせずに、一也の誘いに乗ってしまった。
 旅行の行き先は、道郷(みちさと)町から電車で三時間ほどの距離にある、温泉で有名な日売(ひうり)町だった。昔ながらの家並みや、風景を楽しめる風光明媚な観光地と聞いていたので、一也から旅行の計画を聞かされてから、ずっとワクワクし通しで、仕事に身が入っていないと、上司に叱責されてしまうほどだった。
 温泉街についてから、ふたりで街中を散策した郁美は、一也が郁美のことを一過性の恋人ではなく、もっと深い関係を結ぶ気でいるのではないか、と思ったものだった。
 夕方になり、露天風呂から上がると、旅館の郁美たちの部屋にはすでに、豪華な料理が用意されていた。普段、あまりアルコールの類を摂取しない郁美も、一也とビールを乾杯して、上機嫌に食事を楽しんだ。
 床に入るまで、まだ時間があったので、郁美は再び、露天風呂に向かい、夜のことに想像を馳せていたのだが、そのあたりから、どうも、身体がいつもと違うことに気づいた。心臓がどきどきとし、気分的に落ち着かないのだ。頭の芯が痺れたように、あまり深くものを考えられなくなっているのに、感覚は妙に鋭敏で、音や声に敏感に反応してしまうのだ。
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