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墜ちてイク~性奴隷妻は羞恥指令に躯は溺れて……。
第6章 チャプター06
日帰り旅行から帰ってからしばらくの間、一也からは連絡がなかった。やや、強制的とはいえ、濃厚なセックスを経験させられて、郁美はあの肉の愉悦が忘れられないようになっていた。一也から呼び出しはしかし、なかなか来ず、三日、四日と経過するとだんだんと耐えきれなくなり、オナニーで自分を慰める日々だった。それでも、あの快楽を知ってしまった今では、指の愛撫だけでは物足りず、通販サイトでこっそり、大人の玩具を購入してしまったぐらいだった。男根を真似たディルドーで徐々にオルガスムスに導かれていきながら、郁美は自分が浅ましい女に成り下がってしまったと、思うようになった。
これまでは、一也への愛情がまず、先にあり、セックスはあくまでも、自分が愛されていることの確認に過ぎなかった。それが、今では逆に、肉欲が先にあり、それを満たしてくれるのが、一也なのだと、思うようになってしまっていた。いや、性交渉で見ず知らずの男に恥ずかしい姿を晒すことに抵抗があるだけで、それがなければ、相手は一也でなければならない、ということではない――オナニーの最中に、そんなことまでが頭に浮かび、郁美は自分に愕然とした。こんなこと、日帰り旅行の前なら、絶対に考えないことだった。まさに、あの日から、自分は変わってしまったようだった。自分を恥じるのと同時に、しかし、あの快楽を完全に忘れ去ることはできないことも、郁美は意識させられた。まさしく、尽きることのない肉欲の扉を開け放ってしまった思いだった。
一週間後に、ようやく一也からの連絡が入り、仕事も早々に切り上げ、待ち合わせ場所へ向かった。喫茶店で顔を合わせると、一也はすぐに支払いを済ませ、郁美と共に車に乗り込んだ。
これまでは、一也への愛情がまず、先にあり、セックスはあくまでも、自分が愛されていることの確認に過ぎなかった。それが、今では逆に、肉欲が先にあり、それを満たしてくれるのが、一也なのだと、思うようになってしまっていた。いや、性交渉で見ず知らずの男に恥ずかしい姿を晒すことに抵抗があるだけで、それがなければ、相手は一也でなければならない、ということではない――オナニーの最中に、そんなことまでが頭に浮かび、郁美は自分に愕然とした。こんなこと、日帰り旅行の前なら、絶対に考えないことだった。まさに、あの日から、自分は変わってしまったようだった。自分を恥じるのと同時に、しかし、あの快楽を完全に忘れ去ることはできないことも、郁美は意識させられた。まさしく、尽きることのない肉欲の扉を開け放ってしまった思いだった。
一週間後に、ようやく一也からの連絡が入り、仕事も早々に切り上げ、待ち合わせ場所へ向かった。喫茶店で顔を合わせると、一也はすぐに支払いを済ませ、郁美と共に車に乗り込んだ。