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墜ちてイク~性奴隷妻は羞恥指令に躯は溺れて……。
第6章 チャプター06
旅行後、郁美は自分が変わってしまった、と思ったが、一也も別人のように感じられた。車の中で、この一週間で郁美が旅行でオルガスムスを極めたことが忘れられず、オナニーにふけっていたことや、大人の玩具を購入したことなどを言い当てられたのだが、郁美を貶めるような言い方をされて、ショックを受けていた。郁美が思わず、涙ぐんでも、一也は意に介さず、むしろ彼女のそうした反応を楽しんでいるそぶりすら見せていた。
また、一也が車を当然のように安っぽいラブホテルに乗り入れさせたことも、郁美には信じられなかった。これまで、ホテルでセックスをしたことはあったが、雰囲気のある高級な場所ばかりで、こんな、性交渉をするのが目的だけの安ホテルを利用したことはなかったので、戸惑うばかりだった。その上、ホテルの部屋には先客がいて、そのことにもびっくりしてしまった。
「今日はこの男とセックスしてもらうぞ」
一也は一方的に、そんなことを郁美に言った。
どういうこと、と聞くと一也はビデオカメラをセットしながら、振り返りもせずに「断ったら、どういうことになるか、わかっているよな」と告げた。
……こうなることは、わかっていた。ハメ撮りを許した時からいつか、郁美が性被害にあうことは、予想することはできた。それが、一也との仲が冷えきった時なのか、それとも、別れた後になるのかはわからないが、こんなにすぐ、訪れるとは、予想外だった。つまり、郁美と旅行に行ったあの時から既に、一也は彼女に飽きてしまっていたのだろう。郁美はようやく、一也に自分を認めてもらった思いだったのに、皮肉にも一也はまったくの逆だったというわけだ。悔しくて、涙が出てきそうだった。
また、一也が車を当然のように安っぽいラブホテルに乗り入れさせたことも、郁美には信じられなかった。これまで、ホテルでセックスをしたことはあったが、雰囲気のある高級な場所ばかりで、こんな、性交渉をするのが目的だけの安ホテルを利用したことはなかったので、戸惑うばかりだった。その上、ホテルの部屋には先客がいて、そのことにもびっくりしてしまった。
「今日はこの男とセックスしてもらうぞ」
一也は一方的に、そんなことを郁美に言った。
どういうこと、と聞くと一也はビデオカメラをセットしながら、振り返りもせずに「断ったら、どういうことになるか、わかっているよな」と告げた。
……こうなることは、わかっていた。ハメ撮りを許した時からいつか、郁美が性被害にあうことは、予想することはできた。それが、一也との仲が冷えきった時なのか、それとも、別れた後になるのかはわからないが、こんなにすぐ、訪れるとは、予想外だった。つまり、郁美と旅行に行ったあの時から既に、一也は彼女に飽きてしまっていたのだろう。郁美はようやく、一也に自分を認めてもらった思いだったのに、皮肉にも一也はまったくの逆だったというわけだ。悔しくて、涙が出てきそうだった。