この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
墜ちてイク~性奴隷妻は羞恥指令に躯は溺れて……。
第1章 チャプター01
男は郁美の秘所に当たるペニスをそっと、動かしてきた。男の肉竿が、郁美の淫液で濡れているのが、よくわかった。そして、腰からタンクトップの下に入り込んできた手が、郁美のお腹、胸へと触れてきた。郁美は上半身をよじらせたが、男の指は躊躇なかった。乳首をつままれると、郁美は息を深く、吸い込んだ。
郁美は胸ーー特に乳首を責められるのが弱かった。挿入されながら、乳首をいじられると、それだけで達してしまうことがあった。隆一に告白したことはないが、騎乗位で交わりながら、胸を愛撫されるのが、ことのほか、好きだった。
郁美は男の腕をつかみ、視線を合わせた。乳首が感じすぎてしまうことを、それとなく合図した。
が、男は愛撫の手を緩めなかった。硬くしこっている乳首を指先で弾き、再び、摘んできた。
「あ……あ、あン」
思わず、甘えたような声が出てしまい、郁美をひやりとさせた。
郁美は逆に男に抱きつき、手の動きを封じようとした。
が、男は容赦なかった。一方の手を郁美のお尻へと伸ばしてきたのだ。が、すぐにはアナルプラグは掴まずに、指先で脇腹や腰、背中などをなぞってきた。いつでも、郁美を辱められるという構えだった。
郁美はその愛撫に、息も絶え絶えとなった。過去の痴漢プレイでも、こんなに追い詰められた気分にはならなかった。
いっそのこと、声をあげてしまいたかった。しかし、それをしたら最後、どうなるかは明白だった。目の前の男も痴漢として捕まってしまうのだろうが、郁美も痴女のような格好をしていたことを問われるに違いなく、そのことは隆一にも伝えられてしまうだろう。
——それだけはどうしても、避けなければ……。
郁美は躯を震わせた。眉根を寄せると、男の耳元に唇を寄せた。
「お願い……ここでは嫌。どこか、二人きりになれる場所へ」
言ってしまってから、郁美は深く後悔した。こんな見ず知らずの男に身を委ねるなんて、どうかしている。
一ヶ月前——いや、一週間前まで、郁美がこんなことをしているだなんて、想像すらつかなかった。
——あのメールすら届かなかったら。いや、過去に興味本心から、あのような変態的なセックスに身を任せなかったら……たぶん、隆一とどこにでもいる平均的な夫婦として、暮らしていたのだろう。が、そうは思っても、どうにもならないことは、郁美自身にもよく、わかっていた。
郁美は胸ーー特に乳首を責められるのが弱かった。挿入されながら、乳首をいじられると、それだけで達してしまうことがあった。隆一に告白したことはないが、騎乗位で交わりながら、胸を愛撫されるのが、ことのほか、好きだった。
郁美は男の腕をつかみ、視線を合わせた。乳首が感じすぎてしまうことを、それとなく合図した。
が、男は愛撫の手を緩めなかった。硬くしこっている乳首を指先で弾き、再び、摘んできた。
「あ……あ、あン」
思わず、甘えたような声が出てしまい、郁美をひやりとさせた。
郁美は逆に男に抱きつき、手の動きを封じようとした。
が、男は容赦なかった。一方の手を郁美のお尻へと伸ばしてきたのだ。が、すぐにはアナルプラグは掴まずに、指先で脇腹や腰、背中などをなぞってきた。いつでも、郁美を辱められるという構えだった。
郁美はその愛撫に、息も絶え絶えとなった。過去の痴漢プレイでも、こんなに追い詰められた気分にはならなかった。
いっそのこと、声をあげてしまいたかった。しかし、それをしたら最後、どうなるかは明白だった。目の前の男も痴漢として捕まってしまうのだろうが、郁美も痴女のような格好をしていたことを問われるに違いなく、そのことは隆一にも伝えられてしまうだろう。
——それだけはどうしても、避けなければ……。
郁美は躯を震わせた。眉根を寄せると、男の耳元に唇を寄せた。
「お願い……ここでは嫌。どこか、二人きりになれる場所へ」
言ってしまってから、郁美は深く後悔した。こんな見ず知らずの男に身を委ねるなんて、どうかしている。
一ヶ月前——いや、一週間前まで、郁美がこんなことをしているだなんて、想像すらつかなかった。
——あのメールすら届かなかったら。いや、過去に興味本心から、あのような変態的なセックスに身を任せなかったら……たぶん、隆一とどこにでもいる平均的な夫婦として、暮らしていたのだろう。が、そうは思っても、どうにもならないことは、郁美自身にもよく、わかっていた。