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墜ちてイク~性奴隷妻は羞恥指令に躯は溺れて……。
第1章 チャプター01
男が愛撫の手を止めた。躯を離すと、歪んだ笑みを浮かべるのが、目に入った。
男はたぶん、すべてこうなることを計算に入れて、最初から行動していたのだろう。男の思い通りに事が運んでいることに、郁美は屈辱的な気持ちになった。
と、郁美は躯が右側へと傾いた。列車が次の駅に近づいたのだろう。
「おっと」
男が、郁美の両方の腰をつかんできた。郁美と視線を合わせると、にやにやと笑いかけてきた。
それを見て、郁美は逃げられないことを覚悟した。
目の前の男から、ではない。
人は苦痛にはある程度、耐えられても、快楽を避けることはできない。今も、太腿の間で存在を主張している男の怒張のことを思うと、郁美はこれから行われるであろうことを期待してしまう。この男なら、夫とのセックス以上の性の歓びを与えてくれるのは、間違いないだろう。それが、どんなに変態的なプレイだろうと、郁美が応えてしまうのは確実だった。
郁美が性のことを何も知らないまま、隆一と結婚していたら、どんなによかっただろう。が、一度、快楽の扉を開け放ってしまったら、その扉をずっと閉ざしておくことはできないのだ。
男はたぶん、すべてこうなることを計算に入れて、最初から行動していたのだろう。男の思い通りに事が運んでいることに、郁美は屈辱的な気持ちになった。
と、郁美は躯が右側へと傾いた。列車が次の駅に近づいたのだろう。
「おっと」
男が、郁美の両方の腰をつかんできた。郁美と視線を合わせると、にやにやと笑いかけてきた。
それを見て、郁美は逃げられないことを覚悟した。
目の前の男から、ではない。
人は苦痛にはある程度、耐えられても、快楽を避けることはできない。今も、太腿の間で存在を主張している男の怒張のことを思うと、郁美はこれから行われるであろうことを期待してしまう。この男なら、夫とのセックス以上の性の歓びを与えてくれるのは、間違いないだろう。それが、どんなに変態的なプレイだろうと、郁美が応えてしまうのは確実だった。
郁美が性のことを何も知らないまま、隆一と結婚していたら、どんなによかっただろう。が、一度、快楽の扉を開け放ってしまったら、その扉をずっと閉ざしておくことはできないのだ。