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墜ちてイク~性奴隷妻は羞恥指令に躯は溺れて……。
第2章 チャプター02
駅のトイレの個室は、ふたりともが立ったままだと、かなり狭かった。抱き合った状態でも、身動ぎをするのも、もどかしかった。が、その狭さが逆に、これから行われるであろう行為に、背徳的な期待がいや増してしまう。
「スカートを、まくりあげるんだ。おれがあそこを舐めやすいようにな」
名前も知らない男が、郁美(いくみ)に言った。男は上着を脱ぎ、ワイシャツ姿になっていた。ネクタイも外している。
「は……はい」
郁美の声は、震えていた。これから強姦されることに対しての恐れ、ではない。その逆に、郁美の声は悦楽への期待と性的な興奮から、戦慄(わなな)いていた。
そもそも、郁美も犯されることを望んでいるのだから、これは強姦などではない。二人とも完全に同意の上、と言うことではないが、快楽を味わいたいという意味では、暗黙の了解が成立していた。共犯者的意識、といってもいいのかもしれない。
男の舌が郁美の大切な場所に潜り込んでくるのを、感じた。膣の入り口から、ひだのひとつひとつを舐められ、郁美はスカートを握る指に、力を込めた。そのような愛撫を、郁美は夫の隆一(りゅういち)から、受けたことは一度だって、なかった。そもそも、クンニリングスもフェラチオも、好まないので、セックスをする度に、物足りなさを感じていた。行きずりの男に、夫に許したことのない行為を許している、という事実に体の奥深いところが熱気を帯び、息が荒くなった。
「すごい濡れてるな。足首まで、いやらしい汁が垂れているじゃないか」
「そ……そんな、汁だなんて、言い方――あ! あぁッ」
男の舌先がクリトリスを捉え、郁美は唇を噛んだ。
「本当のことじゃないか。おれの指がよかったんだろう。え?」
それに郁美が答えないでいると、男は腕をのばしてきた。ぴちゃぴちゃと、舌で膣の中を掻き混ぜながら、乳首を指先で弄(いじ)られた。
「! ……んッうン!」
クリトリスに続けて、鋭い痛みにも似た快感が全身を駆け巡り、郁美は思わず、スカートから指を離してしまった。トイレの壁に背中をあずけ、その場に座り込みそうになる。
男が立ち上がった。顔を寄せてきた。
「スカートを、まくりあげるんだ。おれがあそこを舐めやすいようにな」
名前も知らない男が、郁美(いくみ)に言った。男は上着を脱ぎ、ワイシャツ姿になっていた。ネクタイも外している。
「は……はい」
郁美の声は、震えていた。これから強姦されることに対しての恐れ、ではない。その逆に、郁美の声は悦楽への期待と性的な興奮から、戦慄(わなな)いていた。
そもそも、郁美も犯されることを望んでいるのだから、これは強姦などではない。二人とも完全に同意の上、と言うことではないが、快楽を味わいたいという意味では、暗黙の了解が成立していた。共犯者的意識、といってもいいのかもしれない。
男の舌が郁美の大切な場所に潜り込んでくるのを、感じた。膣の入り口から、ひだのひとつひとつを舐められ、郁美はスカートを握る指に、力を込めた。そのような愛撫を、郁美は夫の隆一(りゅういち)から、受けたことは一度だって、なかった。そもそも、クンニリングスもフェラチオも、好まないので、セックスをする度に、物足りなさを感じていた。行きずりの男に、夫に許したことのない行為を許している、という事実に体の奥深いところが熱気を帯び、息が荒くなった。
「すごい濡れてるな。足首まで、いやらしい汁が垂れているじゃないか」
「そ……そんな、汁だなんて、言い方――あ! あぁッ」
男の舌先がクリトリスを捉え、郁美は唇を噛んだ。
「本当のことじゃないか。おれの指がよかったんだろう。え?」
それに郁美が答えないでいると、男は腕をのばしてきた。ぴちゃぴちゃと、舌で膣の中を掻き混ぜながら、乳首を指先で弄(いじ)られた。
「! ……んッうン!」
クリトリスに続けて、鋭い痛みにも似た快感が全身を駆け巡り、郁美は思わず、スカートから指を離してしまった。トイレの壁に背中をあずけ、その場に座り込みそうになる。
男が立ち上がった。顔を寄せてきた。