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墜ちてイク~性奴隷妻は羞恥指令に躯は溺れて……。
第14章 チャプター14
 と、男が上半身を起こした。郁美の顔を両手で挟むと、躯の向きを変えさせた。責められ続けているのは好まないのか、シックスナインの体位を取らせた。
 男の躯を跨ぐと、お尻の肉を掴まれた。くんくんと鼻を鳴らしたので、股の臭いを嗅がれているのがわかった。
 男はすぐにはクンニをせず、陰唇を広げると、覗き込んできた。ベッドを照らしているスポットライトが当たり、奥まで晒されているようだった。それを、ビデオカメラで撮られているのを、郁美は強く意識した。興奮で、頭がどうにかなってしまいそうだった。マスクで顔を隠しているとはいえ、何かのきっかけでここでセックスをしているのが郁美だとわかってしまうかもしれないのだ。
 ……いや。いずれ、すべては明らかになってしまうのだろう。
郁美には、わかっていた。一度、色地獄に墜とされた者にどのような末路が待ち構えているのか。そして、そのような者を、他の者がどんな態度で接するのか、を。
 わかってはいたが、この身を焦がすような官能の波に一度でも触れたのならば、それから逃れ得ることはできないのだと、郁美は絶望と共に深く望んでもいた。
「お、こりゃ、すげえな。奥まで丸見えだ。膣の襞の様子までわかるぜ」
 鎖ピアスの男がそんなことを言いながら、デジカメで郁美の秘苑をぱしゃぱしゃと撮影していた。それに極度の興奮を味わいながら、郁美は目の前のペニスを亀頭から呑み込んでいった。まず、根元まで口中に収めると、鼻で男の強い精の臭いを吸い込んだ。首を動かしながら、郁美は舌を肉竿に巻きつかせるようにしながら、フェラチオを再開させた。
 その時には、郁美の躯の下の男もクンニを始めていた。指を二本にして、膣襞を擦り合わせながら、指で陰核を摘まんできた。
「あ! あぁン、あッ、あ……」
 一瞬、陰核の刺激が強すぎて、ペニスを口から外すと、喘ぐことしかできなくなった。淫涙がひと筋、頬を伝い落ちていった。
 男がそれに気づいたのか、クリトリスを摘まむのを止めた。指先で弾くようにしてきた。
 郁美は深く、溜め息をつくと、ペニスを口に咥えずに、手で擦りながらぺろぺろと、肉竿を舐めあげていった。
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