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墜ちてイク~性奴隷妻は羞恥指令に躯は溺れて……。
第14章 チャプター14
 男が、指を膣の中程まで入れてきた。郁美がGスポットが弱いのを見てとると、そこを中心にして短く、指を抽送してきた。そうしながら、陰核を愛撫するのも決して忘れなかった。舌先で唾液を塗(まぶ)すように、舐め上げてきた。
「あ……んフン、くッ、あ、あぁ――」
 肉の悦楽の波が徐々に高まり、郁美は悦びの声を堪えきれなくなってきた。ペニスへの愛撫も途切れがちになる。
 躯の下で、男が身を起こした。郁美とふたり、横座りになると、恋人のようにキスを交わした。躊躇いもなく、ベッドの上で、郁美は夫でも恋人でもない男の舌を受け入れた。互いの口中の粘膜を愛撫する快感に、躯が顫えた。鼻息が興奮で荒くなる。ひたひたと押しよせる官能の波に抗うことができず、より深い悦びを求めるようになっていった。
 男が再び、ベッドに横たわった。が、今度はシックスナインではなく、郁美が男の腰の上に跨がった。ペニスを手で摑み、上向かせると、自らの膣口を開いた。入り口に触れさせると、男が堪りかねたのか、腰を動かしてきた。
「あぁン。イジワルしないで。じっとしてェ」
 郁美がそう言うと、男はもう、腰を動かしてこなかった。
 スキンなしで――いや、スキンがあろうとなかろうと、だが――夫以外の男と夫婦の寝室でセックスをするのは、抵抗があった。が、今さら、ここで止めることなど、郁美にはできようもなかった。
 それに、どうせ、郁美がコンドームを用意しようとしても、ふたりには拒絶されるに違いなかった。公園では既に三人の男に膣内射精をされているのだから、この期に及んで、という気もしないでもなかった。
 腰を下ろすと、ペニスが膣の肉襞を掻き分け、郁美の中に押し入ってきた。
「あ……あぁッ! 入ってくるゥ」
 決して――夫婦の寝室で、夫以外に聞かせてはいけない声を、郁美は洩らした。
 もう何度となく――今日に至っては四人の男のペニスを躰の奥深いところにまで受けいれているというのに挿入の瞬間の、頭の中を痺れさせるような興奮に、郁美は慣れることはなかった。膣にペニスを収め、その男の形が馴染むのと同時に、陰核や乳首の先端などが疼きだすのを感じた。
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