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墜ちてイク~性奴隷妻は羞恥指令に躯は溺れて……。
第15章 チャプター15
自分の指で絶頂に達するより、夫の逞しいもので貫かれ、精液を膣の奥深いところに浴び、悦びを分かち合いたかった。が、手を伸ばせばすぐのところに夫はいるというのに、そうすることが郁美にはできなかった。夫に襲いかかったとしても、戸惑われるだけだし、常日頃と異なることをすれば、何があったのか疑われる危険もあった。
平素の郁美は決して自分からセックスを望まず、抱かれたとしても、隆一にされるがまま、特別なことは求めたりもしなかった。
もちろん、郁美がセックスに関して、淡白な振りをしていたのは、色地獄に墜ちていたことを知られないためであり、何らかのきっかけで郁美がそういう女であることが明らかになり、ふたりの関係が壊れてしまうのを防ぐためでもあった。が――もうちょっと、郁美に興味を抱いてくれてもいいのではないか、と思うことも一度や二度ではなかった。
結局、郁美は自分の指でも達することができず、かといって夫に求めることもできず、大人の玩具を手に、トイレで続きをすることにしたのだった。
便器に俯せになり、アナルプラグをお尻の穴に出し入れしていると、駅のトイレで犯された時のことを鮮明に思い出した。
アナルプラグは購入はしたものの、これまで、それで最後まで達したことはなかった。お尻の穴をプラグで刺激することはあっても、指やローター、バイブレーターで逝くのが常だったからだ。それが、郁美はトイレで犯された時のことを思い返しながら、プラグを穴のなかの肉襞をずぼずぼと抜き差しをし、便器に顔をつけて、声を堪えながらアナルで逝ってしまったのだ。内股を濡らす淫液を指ですくい取りながら、躯の相性は抜群だったあの男にまた、どこかで逢い、セックスを求められたら、断ることができるのか、郁美には自信がなかった。
自慰で眠りにつくことはできたが、睡眠そのものは浅く、朝になっても休んだ気には、まったくならなかった。
平素の郁美は決して自分からセックスを望まず、抱かれたとしても、隆一にされるがまま、特別なことは求めたりもしなかった。
もちろん、郁美がセックスに関して、淡白な振りをしていたのは、色地獄に墜ちていたことを知られないためであり、何らかのきっかけで郁美がそういう女であることが明らかになり、ふたりの関係が壊れてしまうのを防ぐためでもあった。が――もうちょっと、郁美に興味を抱いてくれてもいいのではないか、と思うことも一度や二度ではなかった。
結局、郁美は自分の指でも達することができず、かといって夫に求めることもできず、大人の玩具を手に、トイレで続きをすることにしたのだった。
便器に俯せになり、アナルプラグをお尻の穴に出し入れしていると、駅のトイレで犯された時のことを鮮明に思い出した。
アナルプラグは購入はしたものの、これまで、それで最後まで達したことはなかった。お尻の穴をプラグで刺激することはあっても、指やローター、バイブレーターで逝くのが常だったからだ。それが、郁美はトイレで犯された時のことを思い返しながら、プラグを穴のなかの肉襞をずぼずぼと抜き差しをし、便器に顔をつけて、声を堪えながらアナルで逝ってしまったのだ。内股を濡らす淫液を指ですくい取りながら、躯の相性は抜群だったあの男にまた、どこかで逢い、セックスを求められたら、断ることができるのか、郁美には自信がなかった。
自慰で眠りにつくことはできたが、睡眠そのものは浅く、朝になっても休んだ気には、まったくならなかった。