この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
墜ちてイク~性奴隷妻は羞恥指令に躯は溺れて……。
第15章 チャプター15
 自分の指で絶頂に達するより、夫の逞しいもので貫かれ、精液を膣の奥深いところに浴び、悦びを分かち合いたかった。が、手を伸ばせばすぐのところに夫はいるというのに、そうすることが郁美にはできなかった。夫に襲いかかったとしても、戸惑われるだけだし、常日頃と異なることをすれば、何があったのか疑われる危険もあった。
 平素の郁美は決して自分からセックスを望まず、抱かれたとしても、隆一にされるがまま、特別なことは求めたりもしなかった。
 もちろん、郁美がセックスに関して、淡白な振りをしていたのは、色地獄に墜ちていたことを知られないためであり、何らかのきっかけで郁美がそういう女であることが明らかになり、ふたりの関係が壊れてしまうのを防ぐためでもあった。が――もうちょっと、郁美に興味を抱いてくれてもいいのではないか、と思うことも一度や二度ではなかった。
 結局、郁美は自分の指でも達することができず、かといって夫に求めることもできず、大人の玩具を手に、トイレで続きをすることにしたのだった。
 便器に俯せになり、アナルプラグをお尻の穴に出し入れしていると、駅のトイレで犯された時のことを鮮明に思い出した。
 アナルプラグは購入はしたものの、これまで、それで最後まで達したことはなかった。お尻の穴をプラグで刺激することはあっても、指やローター、バイブレーターで逝くのが常だったからだ。それが、郁美はトイレで犯された時のことを思い返しながら、プラグを穴のなかの肉襞をずぼずぼと抜き差しをし、便器に顔をつけて、声を堪えながらアナルで逝ってしまったのだ。内股を濡らす淫液を指ですくい取りながら、躯の相性は抜群だったあの男にまた、どこかで逢い、セックスを求められたら、断ることができるのか、郁美には自信がなかった。
 自慰で眠りにつくことはできたが、睡眠そのものは浅く、朝になっても休んだ気には、まったくならなかった。
/124ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ