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墜ちてイク~性奴隷妻は羞恥指令に躯は溺れて……。
第15章 チャプター15
郁美が連れ込まれたワゴン車は、特別なつくりになっていた。後部座席は普通、二列が入るようになっているが、前部の座席が取り外されており、運転席と最後尾の座席との間に広いスペースに、タイルカーペットが敷き詰められていた。
もちろん、そこが何のために空けられているのか、何をするためのスペースなのか、郁美にはすぐ、わかった。
運転席にはサングラスの男がつき、後部座席には郁美と鎖ピアスの男が座ることになった。その日、郁美はセーターにドレープのあるスカート姿だったのだが、男の股の間に座らされ、後ろから抱かれると、セーターの上から胸を揉まれることになった。
愛撫されながら、「こっちを向け。キスをするんだ」と言われ、郁美は抵抗することができずに、鎖ピアスの男と深いキスを交わした。ふたりとも舌を伸ばし、絡みつかせると、それだけで呼吸が乱れた。夫以外の男とキスを交わすことへの嫌悪感は完全に、取り払われていた。
郁美は夢中で、相手の口の中の唾液を吸い、舌先と舌先を触れあわせ、ぬぷぬぷと淫らな音をたてさせながら、舌を生殖器であるかのように、絡みつかせた。
まさに舌にその能力があればこの瞬間に、郁美は孕んでいたのかもしれないーーそう思えるほどに、濃厚で熱の込められた込められた接吻だった。
キスをしながら、郁美は自らが快楽の波に飲み込まれるのを意識した。これから、昨夜と同じか、それ以上の淫楽を差し出してもらえるのだ。夫からは、どれだけ望んだとしても与えられることのない、目の眩むような快楽を。
そう思っただけで、身を焦がすような興奮に、郁美は頭の中を痺れさせた。
鎖ピアスの男は郁美の口を犯しながら、胸を強く揉んできた。硬くしこっている乳首を探り当てると、セーターの上からなぞってきた。
郁美は男の腕を掴んだ。やめさせるためではなく、そのもどかしさに、郁美は自分からより強く愛撫するように、押し当てさせた。
鎖ピアスの男はすぐに郁美の意図に気がつき、人妻を自分の思い通り、快楽堕ちに至らせたことに、にんまりと邪淫な笑みで口元を綻(ほころ)ばせた。
郁美はそれを見ても、腹立たしくは感じなかった。腹をたてるだけの余裕が、郁美はその時、持てなかった。男の熱情を孕んだ荒い呼吸を首筋に受けて、郁美は柳眉を寄せた。
もちろん、そこが何のために空けられているのか、何をするためのスペースなのか、郁美にはすぐ、わかった。
運転席にはサングラスの男がつき、後部座席には郁美と鎖ピアスの男が座ることになった。その日、郁美はセーターにドレープのあるスカート姿だったのだが、男の股の間に座らされ、後ろから抱かれると、セーターの上から胸を揉まれることになった。
愛撫されながら、「こっちを向け。キスをするんだ」と言われ、郁美は抵抗することができずに、鎖ピアスの男と深いキスを交わした。ふたりとも舌を伸ばし、絡みつかせると、それだけで呼吸が乱れた。夫以外の男とキスを交わすことへの嫌悪感は完全に、取り払われていた。
郁美は夢中で、相手の口の中の唾液を吸い、舌先と舌先を触れあわせ、ぬぷぬぷと淫らな音をたてさせながら、舌を生殖器であるかのように、絡みつかせた。
まさに舌にその能力があればこの瞬間に、郁美は孕んでいたのかもしれないーーそう思えるほどに、濃厚で熱の込められた込められた接吻だった。
キスをしながら、郁美は自らが快楽の波に飲み込まれるのを意識した。これから、昨夜と同じか、それ以上の淫楽を差し出してもらえるのだ。夫からは、どれだけ望んだとしても与えられることのない、目の眩むような快楽を。
そう思っただけで、身を焦がすような興奮に、郁美は頭の中を痺れさせた。
鎖ピアスの男は郁美の口を犯しながら、胸を強く揉んできた。硬くしこっている乳首を探り当てると、セーターの上からなぞってきた。
郁美は男の腕を掴んだ。やめさせるためではなく、そのもどかしさに、郁美は自分からより強く愛撫するように、押し当てさせた。
鎖ピアスの男はすぐに郁美の意図に気がつき、人妻を自分の思い通り、快楽堕ちに至らせたことに、にんまりと邪淫な笑みで口元を綻(ほころ)ばせた。
郁美はそれを見ても、腹立たしくは感じなかった。腹をたてるだけの余裕が、郁美はその時、持てなかった。男の熱情を孕んだ荒い呼吸を首筋に受けて、郁美は柳眉を寄せた。