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墜ちてイク~性奴隷妻は羞恥指令に躯は溺れて……。
第15章 チャプター15
 男が、セーターの下に手を差し入れてきた。肌の上を男に触れられて、それだけで郁美の背中に電流のような快感が走った。
「ノーブラか。あんたも随分と、スケベなんだな」
「それはッ……!」
 朝から自分を慰めて、満足に身繕いをすることもできなかったからなのだが、本当のことは恥ずかしくて、口にすることはできなかった。
 男は郁美のお腹や臍、乳房などを触れてきたものの、すぐには乳首を弄ってくれなかった。男の腕を掴み、合図を送るのだが、決して直接的な愛撫をはじめようとはしなかった。一方で、反対側の腕の指でスカートを捲り、同じく下着を穿いていない郁美の内股や脚の付け根、陰毛などに触れてきており、郁美はその切なさに、涙を流しそうになった。
「あぁッ……お、お願いです」
「うん? どうしたんだ」
 鎖ピアスの男はわざとらしく、そう郁美の耳元で囁いてきた。
「もっと――」
「もっと?」
 郁美は恥ずかしさに、唇を噛んだ。どうして、夫のいる身で、名前も素性も知らない男に、こんなことを頼まないといけないのか。そう思うと、屈辱で消えてしまいたいーーそんな気持ちになった。
 が、郁美が言わなければおそらく、蛇の生殺しの状態のまま、何時間も捨て置かれるに違いなかった。そんなことに、郁美はとても耐えられるとは思えなかった。昨夜からずっと、刺激には敏感になっているし、朝のオナニーでそれがさらに加速させられて、快感には耐えられなくなってしまっていた。
 こんなことなら、隆一に抱いてもらえばよかったーー。そう思うのと同時に、隆一ではすぐに果ててしまい、郁美を性的に満足はさせてはもらえないだろうことは、簡単に予想がついた。結局は、一度ついてしまった官能の炎は、夫でない目の前の男に、鎮めてもらうしかないのだ。
「もっと、あ、あたしを――か、感じさせてください。お願いです」
 男に求められ、郁美は相手と深いキスをした。舌が口のなかに入り込んでくるのを、郁美は無感動に受け入れた。
「じゃあ、旦那のちんぽでは満足できないことを、詫びるんだ。そうすれば、俺の逞しいもので貫いてやるよ」
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