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朏の断片‐ミカヅキ ノ ダンペン‐
第2章 #1
完全に男を主張するように固くなったそれはもはや下着に収まらない。直接手で触れて刺激を強めると、片桐の口の中に上田の叫ぶ声が伝わってきた。舌を丁寧に使ってキスを味わうと、それだけでクラクラしそうだった。
しがみつくように強く握られてはいるが抵抗という動きはみられない。理性がとんだのはどうやら片桐だけはなさそうだ。
口で言っても聞かなさそうだったわりに、腰から臀部を撫でるように手を回すと簡単に上田の腰は浮いた。手を汗ばみ始めている肌に這わし下着をずらし少しずつ脱がしていく間も、右手と舌の愛撫はやめない。