この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
朏の断片‐ミカヅキ ノ ダンペン‐
第5章 #4


水気を含んだ黒髪が冷たい。というか上田自体が冷たい。


「ちゃんとお湯出せたん?」

「頭冷やそうと思ってだいぶ冷たくしてた。気持ちいい?」


冷えきった手で顔を撫でてくる。火照る体の熱を吸い取るようで気持ちが良かった。


「マサキが風邪ひいたらシャレんならん」

「うつしていいよ」


抱き寄せると全身から熱が混ざりあう。足を絡めてきた上田に欲情は限界まで高まる。


「どうして我慢してるの」

「……どうしてやろな」


上田の静かな問いかけは感情が読めず。目を閉じてこのまま眠ってしまいそうな頬を撫でてみた。


/100ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ