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粗治療
第1章 きっかけ
本当はハンドボールがしたかった
人一倍肩は強く自信があったけれど
今はもう失われた
腕と肩がひっついているのが精一杯
長い年月をかけて日常生活に支障はなくなるといわれたがこの先一生以前のように元には戻らないのだ
「…ショックだよね…ごめんなさい、
話したくないこと聞いちゃったかな
サッカーとかだったらまた出来るかなと
思ったりしたんだけど…ね」
少し苦しそうな笑みを浮かべて
無理に笑って見せた彼女は本当に優しい人なんだろうと思った
「えーっと…明日は少しリハビリとその後に入浴があります、入浴といってもまだつかれないからいつもみたいに体拭くだけだけど」
人一倍肩は強く自信があったけれど
今はもう失われた
腕と肩がひっついているのが精一杯
長い年月をかけて日常生活に支障はなくなるといわれたがこの先一生以前のように元には戻らないのだ
「…ショックだよね…ごめんなさい、
話したくないこと聞いちゃったかな
サッカーとかだったらまた出来るかなと
思ったりしたんだけど…ね」
少し苦しそうな笑みを浮かべて
無理に笑って見せた彼女は本当に優しい人なんだろうと思った
「えーっと…明日は少しリハビリとその後に入浴があります、入浴といってもまだつかれないからいつもみたいに体拭くだけだけど」