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第4章 恋心

返済が終わり、事業が成功してると言うことは、彼の側には奥さんと子どもがいることを思い出した

彼の頑張ってる顔を見たかっただけなのに……
公園から離れては戻ってきて……
それを何度も繰り返す不審な私

私の存在に気付いて呼びにきてくれた昨日の人
「でも……」

「逢わなかったら後悔するんじゃないの？」
背中を押してくれた

そんなに離れた場所じゃないのに……
彼がなんとなく見えてるのに……
足が動かない