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第20章 After スワップ　中村との月イチファック

ギッシ　ギッシ　ギッシ　ギッシ
相変わらず聴こえるダブルベッドの軋む音。
相変わらずじゃないのは二人の体位。
今は対面座位。
我が妻　久美子も、スワッピング相手の中村もお互いに存分に愛撫をし、ディープキスをし、セックスを楽しんでいる。
必要以上に、楽しんでいる。
旦那の俺の立場から見れば。

いやヤリすぎっしょ！
愛深めすぎっしょ？
身体の相性は最高だけど、愛は無いただのセックス、それはスポーツにも似た感覚のセックス……
ってのがスワッピングの限界ちゃうの？
それが
それが…
こんなお互い魂の深い処で繋がってるみたいなセックスしちゃう？

あ〜ホラ言ってるそばから
中村が優しく久美子の髪の毛撫でてるよ！
さっきまでベロベロのチュ〜チュ〜してたくせに
ディープなディープな唾液交換キスしてたくせに
軽く唇同士が触れる爽やかなチュッてしてるよ！
そんでされた久美子も顔赤らめて照れてるし！
初体験同士かよ！
アオハルかよ！

あ〜あ〜見つめ合っちゃって…
ギュッて抱きしめたまま動かないでいちゃって…
お、中村が久美子の頬、瞼、首筋、鎖骨にキスの雨を降らせたら
久美子もキスされた場所に、お返しにキスの雨を…

さっきまで潰れバックでダブルベッド壊れるかっつ〜位のピストンかましてたくせに
こ〜ゆ〜スローセックスもいける訳ね〜
腹立つわ〜
なんかセックス上級者みたいでムカつくわ〜

激しくはないけど、ジワジワと快楽は増しているのかな？
中村の巨根を慈しむようにゆっくりと腰を動かす久美子。
その柔肌はピンクに染まり、珠のような汗が首筋や胸元にしっとりと浮かんできている。
中村が目聡く久美子の発汗に気づくと、舌を這わせて久美子の汗を舐めとる。
『あ…ああぁ〜〜〜ッ』　
中村の這う舌を、心底気持ち良さそうな久美子の吐息が賛美する。
首筋…鎖骨…胸元…中村の舌は徐々に南下しつつ、時折動きを止め…
あ…
コラ…
そんなに強く吸ったら、付いちゃうだろ！
キスマーク

久美子の首筋、バストに桜の葉のような、鮮やかなキスマークが付けられていく…

その数…５…いや６個か？
高校生カップルかよ？
今時そんなにキスマークつけるか？
つ〜か、首筋のやつ絶対見えるし
タートルネックでもない限り絶対見えるし！
これには流石の久美子も怒……らんのか〜い！
照れた顔して、満更でもないんか〜い！