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Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第4章 素直な心
『は…は…葉月さん・・・』



駅前のファーストフード店に

揃って入っていくカンナと男を




ホントに文字通り

柱(て言うか〃電柱〃)の陰に

隠れて見ているタクミ(笑)






『お♪…おい~~オタクミ(笑)

あれが例の愛しの〃ハヅキチャン〃?

へぇ・・・まぁまぁ可愛いじゃん♪

お前ホント身の程知らずなのな?(笑)』







『あ…あの制服は・・・

XX高校だな・・・っ

まちがいないぞ・・・葉月さんてば

あ・・・あれが

葉月さんの・・・好きな・・・』








『いや・・・好きなヤツとか言うより

〃彼氏〃じゃねぇの?(苦笑)

ソッコー終わったな♪

おつかれオタクミ(笑)』





『あぅ・・・』




カズマのクソ意地の悪いイジりに

半泣きなタクミ・・・(笑)



ちょいちょい・・・







『ふ・・・タクミ?葉月の事は

〃電柱の陰〃から〃ひっそり〃と

〃こっそり〃と見てるのが

良かったんだろ?(笑)』




『あぅ・・・』





『なんだそれ?!ケイゴ!?

ただのストーカーじゃねぇか!!』






『(笑)・・・。』







『よーし!!タクミ?!

オタクの意地を見せてやれ!!(笑)

ホラ思いきって行ってこい!!

根性だ根性!!

当たって砕けろだぞタクミ(笑)』





『あぁっ・・・!

な…なにするんだよ片桐くんっ』









カズマが完全にからかって

おもしろがってタクミをイジリまくってた



(※てか、オタクの意地ってなによ?(笑))








『たっ…滝川くん~~

片桐くんがぁ・・・っ』






『(笑)・・・。

じゃ…オレ、バイトだから

青春して楽しんで♪(笑)じゃあな』






オレはタクミを

カズマに押し付けて

そのままバイトに向かった







お勉強にしか

興味ないヤツだとか思ってた・・・




へぇ・・・器用に

ご苦労なこと





って言うか

〃体力〃あるのな




あの・・・カンナってやつは、さ
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