パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第5章 素顔の君

中学にもなれば




僕にも彼女と呼べる子なんて

それなりにいたし・・・






大人になって振り返るなら

恋愛・・・って言えるのかな？






まぁ・・・それなり？






恋もしてきたし





そりゃ・・・キスもしたし








誰にだってありそうな




思春期、真っ只中な





オコチャマの恋愛


恋愛ごっこか


ステータスみたいなもの








だけど・・・正直

僕は思うんだ







環菜・・・。








僕が・・・本当に






恋愛感情をもった・・・







くるおしいような



もどかしいような






嫉妬心とか




素直になれない


自分でも
どうして良いかわからない



向き合えないような感情





自分が本当に


好きだと思った







素直に


理由なんかなくて





ただ




好きだって思って

惹かれたのは






このカンナが・・・初めて








カンナは


僕の・・・〃初恋の女の子〃だと


思ってるんだ