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Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第5章 素顔の君
『・・・~~』
カンナを送って
オレも自分の家に帰る
日の暮れた帰り道
~~~~♪♪♪…
『・・・?』
ポケットのケータイが鳴った
メールの送り主は
カンナだった
〃『ケイゴ・・・なんか、あたし
すっごく恥ずかしい・・・』〃
『クス・・・・・・バーカ(笑)』
カンナのメールを見て
誰もいない夜道に
つい独り言が出た
顔を赤くして
照れて・・・せつなそうにしている
そんなカンナの顔が浮かぶメールだった
カチカチカチカチ・・・
つい独り言が漏れたオレの顔も
もしかしたら
赤くなって
ついでにニヤニヤしてたかもしれない
歩きながら
カンナに返信した
〃『おぅ、泣きながら絶叫で告るとか
かなり恥ずかしいなオマエ(笑)
ダッセ~~』〃
~~~~♪♪♪
〃『ひどい!!ケイゴのバカ!!!』〃
『プッ・・・・・・(笑)』
カンナの
カンナらしい反応が
おかしかった
~~~~♪♪♪
『・・・?』
〃ジョーダンだよ〃、と
返事を返す前に
もう1通メールが来る
カチカチ・・・
〃『私は本当に嬉しかったのに』〃
『・・・』
バカ真面目で
バカ正直なカンナは
なんか
本当に
ただただ可愛かった