この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第5章 素顔の君
ドカドカドカ・・・っ・・・ガシッ…






『なっ・・・?!・・・けぇごっ!!』






『・・・~~~ハァッ…ハァッ…ハァッ』





鬼ごっこは・・・終わりだぜ?






なんてセリフさえも出てこないくらい

息切れなオレは?








『ここ…〃女子トイレ〃よ…?!』







『知ってる……ハァ…ハァ……っつーの』







長い鬼ごっこの末に

なりふり構わず、とっ捕まえたカンナを

強引に女子トイレから

引きずり出した







『は・・・っなして……いたい』







『~~わかったから!

とりあえず〃ここ〃から

出させろ・・・(汗)』









外に出たカンナは汗だくで

オレに掴みあげられた手を引いて

周りをキョロキョロみていた



・・・言ったら少々、挙動不審?






『はなして・・・』



『・・・~』






『もう逃げないから・・・』







『・・・逃げたら(逃げる体力あったら)

引くわ・・・(笑)・・・ゼェゼェ』









『・・・』






『・・・なんなんだよ、カンナ』







オレは単純にカンナを問い詰めた







『・・・いきなり

教室に・・・来るから』








は・・・?









『メールとか……くれれば』









『そりゃ・・・悪かったな』







わかったから…さ


って言う反面、オレは








『別に・・・そこまで

固くなることなくね?』









異様と言うか、潔癖なまでの

カンナの…よくわからないこだわりに

理解を示せないでいた







オレだって、特に

カンナと付き合ってるって

言いふらすことも、そんな気もなければ

公言って…してないし



それこそ人前で…イチャこくとか

わざわざ見せびらかすような

そんな付き合いをしようとも

したいとも思わないけど




かといって、無駄にコソコソしたり

頑なに否定したりなんてする気も

別になかった




そんな理由がオレにはなかったから



カンナの気持ちが…わからなかった








『学校で・・・会ったりしたくないの』











でもカンナは・・・違ったんだな
/870ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ