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Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第5章 素顔の君

『は・・・?』




カンナの発言に

混乱するより先に

なんか…苦笑いするような気持ちと

それから

どこか血の気が引くかのような

忙しい気持ちに駆られる







それは・・・どういう意味だよカンナ?








『同じガッコーなんだから

無理じゃね・・・?(苦笑)』









『・・・っ…そうじゃなくて

学校から…一緒に…帰ったり・・・

教室に来たり、しないで…ほしいの』









『・・・』






うつむいて話すカンナを前に

オレは

焦る気持ちと併せて




なんか…





めんどくさくなってきて








だってさ…言ってること

おかしくない?

カンナのやつ・・・










『あっそ・・・』







『ケイゴ・・・』








『わかったよ・・・』








『ケイゴ・・・あのね』







『うっさいな・・・わかったって

教室に行かなきゃいいんだろ?

一緒に帰んなきゃいーんだろっ…?!

わかったって…!』







『ちがうの・・・ケイゴ、私』






『違わないだろ!お前今そう言ったろ?!』







『ちがうってば!…聞いてよ』







オレは…カンナの行動の意味を

やっと理解した

そう思ってた






真面目なカンナが…約束を

すっぽかしたりするのは

学校で待ち合わせた時ばかり





思い返せば・・・って



オレはひとり、納得していた







要するにさ・・・
















『〃恥ずかしい〃んだろ・・・?』











『え・・・?』










『〃オレと付き合ってる〃って事が…』







『ケイゴ・・・?』








『オレと付き合ってるって…

オレといるとこを

学校のヤツら・・・クラスのヤツらに

見られたら・・・知られたら

恥ずかしいから・・・嫌なんだろ?』










オレは…カンナの行動を

そう理解した
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