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Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第5章 素顔の君
『行けって…言ってるだろリョウキ』
『?!…は?・・・なんだよっ
はなせよっ・・・』
アサガオみたいに…スルスルと
日増しに伸びやがって
(※タイトル〃ひまわり〃なのにね?)
オレとほとんど身長の変わらない
デカくなった弟の
アタマのてっぺんめがけて
ゴン・・・っ
ゲンコツを叩き込む
『…っってぇなっ!?
ふざけんなよ!!
なんなんだよテメーは!!?』
『ナマイキなのが悪いんだ』
『はぁ?!』
理不尽極まりない弟は
さすがに怒って応戦してくる
ドタドタドタ…っ
『ぁ~~~…もぅ!
やめなさいっ・・・!!!
あんたたちはっ!』
怒声を聞いたであろう母親が
階段を駆け上がって
オレらの元にくる
『~~っとに、ちょっとくっつくと
すぐ〃これ〃なんだから…!
いい加減にしてちょうだい!!』
『は?!オレ関係ねぇよ母さん!
ケイゴがいきなりオレに・・・っ!』
『はいはい、わかった!
ごめんねリョウキ!お母さんが悪かった
あんた下に行って先に食べてなさい
ごめん、ごめん』
猛抗議する弟を
苦い顔して宥める母親
『ったく、やってらんねぇよ!
こんなバカ兄貴!追い出せばいいんだよ!』
『リョウキ!~あんたも口が過ぎるのよ』
『だって変だぜコイツ!
いきなりキレるとかさ!!
家にいればこの有り様だしよ
こんな〃落ちこぼれ〃の
ボンクラ、ヌケサクなんか
どうせ将来ロクな事になんねーよっ
オレだっていい迷惑だ
追い出しちまえよ母さんっ!!』
いつものこと・・・そう言えるくらいの
弟の何気ない一言に
『・・・リョウキ、テメー…
一々、優等生ぶって
なに調子こいてんだよ?
この〃スポーツバカ〃が…』
『〃ただのバカ〃が!ほざけ!!
バカにバカって言っただけだろ!
この落ちこぼれっ・・・!!』
『っ・・・』
オレは…再び
弟に殴りかかる
『?!…は?・・・なんだよっ
はなせよっ・・・』
アサガオみたいに…スルスルと
日増しに伸びやがって
(※タイトル〃ひまわり〃なのにね?)
オレとほとんど身長の変わらない
デカくなった弟の
アタマのてっぺんめがけて
ゴン・・・っ
ゲンコツを叩き込む
『…っってぇなっ!?
ふざけんなよ!!
なんなんだよテメーは!!?』
『ナマイキなのが悪いんだ』
『はぁ?!』
理不尽極まりない弟は
さすがに怒って応戦してくる
ドタドタドタ…っ
『ぁ~~~…もぅ!
やめなさいっ・・・!!!
あんたたちはっ!』
怒声を聞いたであろう母親が
階段を駆け上がって
オレらの元にくる
『~~っとに、ちょっとくっつくと
すぐ〃これ〃なんだから…!
いい加減にしてちょうだい!!』
『は?!オレ関係ねぇよ母さん!
ケイゴがいきなりオレに・・・っ!』
『はいはい、わかった!
ごめんねリョウキ!お母さんが悪かった
あんた下に行って先に食べてなさい
ごめん、ごめん』
猛抗議する弟を
苦い顔して宥める母親
『ったく、やってらんねぇよ!
こんなバカ兄貴!追い出せばいいんだよ!』
『リョウキ!~あんたも口が過ぎるのよ』
『だって変だぜコイツ!
いきなりキレるとかさ!!
家にいればこの有り様だしよ
こんな〃落ちこぼれ〃の
ボンクラ、ヌケサクなんか
どうせ将来ロクな事になんねーよっ
オレだっていい迷惑だ
追い出しちまえよ母さんっ!!』
いつものこと・・・そう言えるくらいの
弟の何気ない一言に
『・・・リョウキ、テメー…
一々、優等生ぶって
なに調子こいてんだよ?
この〃スポーツバカ〃が…』
『〃ただのバカ〃が!ほざけ!!
バカにバカって言っただけだろ!
この落ちこぼれっ・・・!!』
『っ・・・』
オレは…再び
弟に殴りかかる