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Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第5章 素顔の君
『・・・』


『ん……っ・・・~~~っ…けぇ…ご?!』





カンナにとっては考えられないであろう

突然のオレの……奇行




学校で

教室で


しかも・・・人前で






マジメなカンナが

耐えられる状況なハズはなくて?





『ん……!~~~っ……けぇ…ごっ!』






カンナは当然のごとく

大暴れした




…ジタバタ

ガタゴト…







『シ・・・』


〃静かに・・・〃ってサインをして

カンナの頬を掴んで

もう一度キスする





『ぃ……っ…ゃ……ケイゴっ…なに?!』




カンナは更に大暴れして

オレの手から逃れて

その場に座り込んだ






『~~~っ・・・ハァ…ハァ』



顔が真っ赤…よりも

血の気が引いたようにうろたえて

オレを見上げるカンナ






『・・・・・・わかった?』





そんなカンナに構わず

オレは後方にいる女子3人に向けて

一言放つ





「な…」

「…」

「…」





顔を見なくても

ギャルたちのうろたえ…あ、ドン引き?

それはわかったから




まさか、こう来るとは思わず

って感じ全快で

ドン引き、フリーズしてる彼女らに

背を向けたままカンナだけを見ていた







『クス・・・~カンナ?♪

〃まだ、わからない〃…ってさ・・・?』





ニヤニヤ・・・





オレは丸い瞳が落っこちそうな

心臓が飛び出そうなカンナを

無理やり起こして



そのまま



教壇の上に・・・座らせた







『なに?!……考えてるのっ』





『~~べつに?

あの子らの質問に?

答えただけだけど?』






『な… … ……』







トン・・・






頭真っ白……

もはや無抵抗に押し倒されたカンナに

覆い被さって

カンナを揉みくちゃにする







「……っ」

「…?!」

「……」








どうして良いかわからずに

焦りまくってるバカ女3人の様子が

横目でなんとなく見える







カンナに比べたら

〃原始人〃か、ってくらい

アタマの弱いバカ女たちでもさ

さすがに、そろそろ







『〃わかった〃・・・?』






3人組に視線を向けて再びニッコリ
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