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Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第5章 素顔の君
『けぇご……』
『大丈夫・・・。目・・・閉じて』
恥ずかしさ・・・それから
いくらかの恐怖心もあるだろうな
心臓をドキドキと鳴らして
時折…小刻みに震えて小さくなるカンナは
なんか・・・か弱い小動物みたいで
気丈で…冷静
そんなイメージを持たれがちなカンナの
こんな姿を見ると
そのギャップが
なんとも不思議な感覚と
それから興奮を
オレにもたらした
『けぇご・・・っ……ぃたい』
『カンナ・・・』
自然と仰け反るカンナの体を
抱えなおすと
ギュッと閉じたその目に
滲んだ涙を拭いながら手をのせて
カンナの視界を覆い
キスをして
唇まで塞ぐ
『・・・ん…っ・・・ぅ……~~』
『・・・』
必死に堪えるカンナを押さえて
抱える腕に…少しずつ…力を入れて
しっかり・・・しっかり
うんとしっかり・・・抱きしめた
誰もいない家
誰にもジャマされない空間
二人きりの時間
緊張感と解放感の入り交じる
最高に心地の良い空間
オレはカンナを
初めて・・・カンナを抱いた
カンナの、そのぬくもりに
初めて・・・触れた
『大丈夫・・・。目・・・閉じて』
恥ずかしさ・・・それから
いくらかの恐怖心もあるだろうな
心臓をドキドキと鳴らして
時折…小刻みに震えて小さくなるカンナは
なんか・・・か弱い小動物みたいで
気丈で…冷静
そんなイメージを持たれがちなカンナの
こんな姿を見ると
そのギャップが
なんとも不思議な感覚と
それから興奮を
オレにもたらした
『けぇご・・・っ……ぃたい』
『カンナ・・・』
自然と仰け反るカンナの体を
抱えなおすと
ギュッと閉じたその目に
滲んだ涙を拭いながら手をのせて
カンナの視界を覆い
キスをして
唇まで塞ぐ
『・・・ん…っ・・・ぅ……~~』
『・・・』
必死に堪えるカンナを押さえて
抱える腕に…少しずつ…力を入れて
しっかり・・・しっかり
うんとしっかり・・・抱きしめた
誰もいない家
誰にもジャマされない空間
二人きりの時間
緊張感と解放感の入り交じる
最高に心地の良い空間
オレはカンナを
初めて・・・カンナを抱いた
カンナの、そのぬくもりに
初めて・・・触れた