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Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第5章 素顔の君
『ねぇ・・・ケイゴ

初めてキスしたのって…いつ?』









裸のまま

布団をかぶって抱き合ったまま



カンナはどこか無邪気に聞いてきた







『・・・~中1かな?』








『じゃぁ・・・ぇ…ぇっち・・・は?』








最後の方、声ちっちゃ・・・(笑)






『中3・・・』






『ぇ…』







『家庭教師の…センセーと(笑)』







『ぅ・・・わぁ』






『~・・・』




ウソつくことでもないだろ?

カンナと逢う前に彼女くらいいたし?

付き合えばそりゃキスくらいしたし?


なんて






カンナはちょっと
寂しそうな悔しそうな顔した








『なんだよ?べつにフツーだろ?

てか、なんで聞くんだよそんなこと』













『わかんない・・・なんか

なんか・・・なんかね

ケイゴを・・・一人占めしたくなった』












『・・・』



ヤキモチ?


カンナでも、そんなことあるんだね



・・・なんてさ

照れ隠しかもねオレの




どうでもいいけど


可愛いじゃん・・・こいつ















『カンナ(笑)…いーじゃん

オレらが今、一緒にいるんだから』






カンナは…キスも

それ以上も・・・オレが初めてだ










男は〃最初の男〃になりたがり


女は〃最後の女〃になりたがる






ってやつ?




オレは、その優越感か

幸福感を胸いっぱいに感じていた

それだけは確かだった





オレは…カンナにとって最初の男


カンナは…オレにとって最後の女







まぁ……いいじゃん






・・・あ、オレ本当は

ひとつだけ

カンナにウソついてたけどね






オレの初体験は…カンナだ






キスくらいしたことはあったけど

女の子の…ぬくもりを知ったのは

カンナが初めて






ま・・・男なんか

そうやって見栄張ることもあるでしょ?






それが

カンナで良かったって思うし



カンナだけでいい・・・。
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