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Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第1章 幼く・・・儚く
『ご飯できたよ~~…ケイゴ~?
リョウキ起こしてきてくれる?
・・・・・・ぁ、いいわ(笑)』
頼みかけて撤回する母さん
『・・・いいよ、起こしてくる』
オレはさっさと2階に駆け上がった
ガチャ・・・
『リョウキ・・・』
『~~zzz・・・~~』
・・・。
しっかし・・・良く寝るなぁコイツ
短時間で、どんだけ熟睡してんだよ
の○太クンかよお前は・・・
寝る子は育つって言うやつ?
体もどんどんデカくなるワケだな
『・・・リョウキ・・・メシだぞ』
『・・・ぅ』
『食わないなら寝てろ・・・』
『~~・・・ふぁ』
『・・・』
黙って寝てりゃ
…寝顔だけなら
まだカワイイ弟だけどね…
蹴りを入れずに済んだ(笑)
オレはさっさと降りて
先に夕飯にありついた
トントントン・・・
少し遅れて弟が2階から降りてくる
『ぉ…生姜焼き。いただきます・・・』
リョウキが眠そうな目をこすって
席についた
取り合いしないように(?)
デカイ皿に別々に盛られた山盛りのおかずが
それぞれの目の前に置かれる
『・・・~』
『母さん、ご飯おかわりちょうだい』
『ハイハイ~…』
食べてる時だけはおとなしい?
まぁ…そんなもんかな?