この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第6章 夢をみる・・・
「君たち?ケガはないのか?!」
男の子を診ていた救急車から
隊員が走ってきて
オレとカンナに問いかける
『・・・』
『ぁ・・・大丈夫デス』
ヤジウマが余計にガヤガヤしだして
パチパチパチパチ……
オレらに拍手とか・・・始めるから
とにかく立ち去りたかったオレは
カンナの手を引いて
無理矢理移動した
『ぁ、〃コレ〃・・・すんませんでした』
オレは途中
屋台に寄って
ペットボトルを・・・一応
返しに行った
『中身・・・すんません
全部、ぶちまけちゃって・・・』
屋台のおっちゃんに
平謝りする
「謝ることぁねぇよお兄ちゃん!!
いや~~、おじちゃんは感動したぞぉ?!
みーーんながガヤガヤしとるだけで
良い大人も、なんも出来んでいたのに…
よぅ助けてやったなぁ!
お嬢ちゃんも・・・おじちゃん
本当に……涙出てきたぞっ…」
『ゎ……私は・・・なにも』
カンナは咄嗟に
オレの後ろに隠れてうつむいた
『ぁ~~・・・とにかく、コレ
ありがとうございました』
オレはペットボトルを強引に返して
足早に立ち去ろうとする
「おぅ♪お兄ちゃん!待ちな
お嬢ちゃんもずぶ濡れで
風邪ひくといかんで~~・・・ほら
持っていきな♪」
『ぇ・・・』
『???』
愛嬌溢れる笑顔で
おっちゃんはニカッと笑って
屋台に並ぶアツアツの惣菜を
パックに山盛りに詰めて
オレたちに持たせてくれた
『『ぁ・・・ありがとうございますっ』』
救急車に……警察
なんか聞かれたりしても面倒
おっちゃんに御礼を言って
深々と頭を下げるカンナを
今度こそ無理矢理に手を引いて
オレは祭の会場を後にした
男の子を診ていた救急車から
隊員が走ってきて
オレとカンナに問いかける
『・・・』
『ぁ・・・大丈夫デス』
ヤジウマが余計にガヤガヤしだして
パチパチパチパチ……
オレらに拍手とか・・・始めるから
とにかく立ち去りたかったオレは
カンナの手を引いて
無理矢理移動した
『ぁ、〃コレ〃・・・すんませんでした』
オレは途中
屋台に寄って
ペットボトルを・・・一応
返しに行った
『中身・・・すんません
全部、ぶちまけちゃって・・・』
屋台のおっちゃんに
平謝りする
「謝ることぁねぇよお兄ちゃん!!
いや~~、おじちゃんは感動したぞぉ?!
みーーんながガヤガヤしとるだけで
良い大人も、なんも出来んでいたのに…
よぅ助けてやったなぁ!
お嬢ちゃんも・・・おじちゃん
本当に……涙出てきたぞっ…」
『ゎ……私は・・・なにも』
カンナは咄嗟に
オレの後ろに隠れてうつむいた
『ぁ~~・・・とにかく、コレ
ありがとうございました』
オレはペットボトルを強引に返して
足早に立ち去ろうとする
「おぅ♪お兄ちゃん!待ちな
お嬢ちゃんもずぶ濡れで
風邪ひくといかんで~~・・・ほら
持っていきな♪」
『ぇ・・・』
『???』
愛嬌溢れる笑顔で
おっちゃんはニカッと笑って
屋台に並ぶアツアツの惣菜を
パックに山盛りに詰めて
オレたちに持たせてくれた
『『ぁ・・・ありがとうございますっ』』
救急車に……警察
なんか聞かれたりしても面倒
おっちゃんに御礼を言って
深々と頭を下げるカンナを
今度こそ無理矢理に手を引いて
オレは祭の会場を後にした