この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第9章 一瞬を必死に生きろ・・・
『ぁぁ、うん、うん、後でな』
答えにもならない生返事をして
否定も肯定も、説明する必要さえない
オレにとってのそんなツッコミを
めんどくさくて
テキトーもテキトーにあしらう
「おいおいおい(笑)
マジになっちゃったのかよタキガワ~
ハヅキのために??マジで言ってんの?!
将来は…%#¥$??~○×□△」
『・・・』
ウザイ・・・
カンナの闘病の事は当然ながら
クラスみんなが知っている
受験のストレスやら
みんなそれぞれ抱えてるのもわかる
けど
カンナの事を
そういう風に話題に出すだけで
かなりイラっとしたんだけどさ
相手にしてらんないよ、って
聞き流すことも覚えていた
「まぁ、∥行ければ∥の話
だろーけどなっ?!ハハハハっ!」
『・・・』
ハイハイ…そうだね
そのとーり…ハイハイ
大して気にも留めず
ぶっちゃけ相手にもしてなかった
そんな折…
「プフフっ…だからってよぉタキガワクン♪
兄弟そろってさ・・・
無謀が過ぎんじゃね???ハハハっ」
・・・
・・・・・・は?
『・・・』
オレは聞こえなかったはずの声が
一瞬ピキっと耳に入って来て
思わずペンが止まった
「コイツの弟、この間さ♪
地元の新聞にデカデカと載ってたんだよ
将来期待の逸材だ~とかって?!
なんか大げさに書かれてたけどさ
逆に考えたらノーミソ空っぽじゃね?!
スポーツバカ?
強豪校に引っ張られるらしいけど?
あんま夢見すぎんなよなぁ兄弟してさ♪」
『・・・』
∥なん・・・だと?∥
オレの集中力が
完全に
別の方に向いてしまった
タイミングが・・・悪いのかな?
なんでか知らないけどさ
よりによって、今のオレに
わざわざ
∥そういう事∥
吹っ掛けるなんてさ・・・
答えにもならない生返事をして
否定も肯定も、説明する必要さえない
オレにとってのそんなツッコミを
めんどくさくて
テキトーもテキトーにあしらう
「おいおいおい(笑)
マジになっちゃったのかよタキガワ~
ハヅキのために??マジで言ってんの?!
将来は…%#¥$??~○×□△」
『・・・』
ウザイ・・・
カンナの闘病の事は当然ながら
クラスみんなが知っている
受験のストレスやら
みんなそれぞれ抱えてるのもわかる
けど
カンナの事を
そういう風に話題に出すだけで
かなりイラっとしたんだけどさ
相手にしてらんないよ、って
聞き流すことも覚えていた
「まぁ、∥行ければ∥の話
だろーけどなっ?!ハハハハっ!」
『・・・』
ハイハイ…そうだね
そのとーり…ハイハイ
大して気にも留めず
ぶっちゃけ相手にもしてなかった
そんな折…
「プフフっ…だからってよぉタキガワクン♪
兄弟そろってさ・・・
無謀が過ぎんじゃね???ハハハっ」
・・・
・・・・・・は?
『・・・』
オレは聞こえなかったはずの声が
一瞬ピキっと耳に入って来て
思わずペンが止まった
「コイツの弟、この間さ♪
地元の新聞にデカデカと載ってたんだよ
将来期待の逸材だ~とかって?!
なんか大げさに書かれてたけどさ
逆に考えたらノーミソ空っぽじゃね?!
スポーツバカ?
強豪校に引っ張られるらしいけど?
あんま夢見すぎんなよなぁ兄弟してさ♪」
『・・・』
∥なん・・・だと?∥
オレの集中力が
完全に
別の方に向いてしまった
タイミングが・・・悪いのかな?
なんでか知らないけどさ
よりによって、今のオレに
わざわざ
∥そういう事∥
吹っ掛けるなんてさ・・・