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第14章 振り向けば・・・いつも君だけが

椿木 桜子・・・



なんでか知らないけど

その女・・・サクラコは



それから度々

オレの周りをうろちょろしていた




ま・・・同じ学部だからね？

いてもおかしくはないけど





一瞬…めんどくさいな…とか


…うっとおしいな、とかさ(笑)


そりゃ思ったけどね






『ケイゴ～…！

ケーキ食べに行かなぁい♪？』





べつに…害はないし


仮にも同じ道を志す仲間だから？



オレは特別、彼女を

避けることもなかった




そんな彼女の印象は・・・って言うと




まぁ、前述の

一見、普通なんだけど

ちょっと吹いてしまう

派手そうな名前に反して

(だからさ、失礼だよねオレ…(笑))







『今日はバイト？？忙しい？』



天真爛漫な雰囲気や印象に

相反して、わりと

相手に対して気を遣う子




見た目は・・・そうだね



ケバそうな名前…(笑)

に反して



決して地味ではないけど



普通の…大学生らしい

清潔感のある流行りの洋服に


ブランド品ごちゃごちゃと

身につけるでもなく


決して派手ではないけど

ちゃんとしてる




何て言うのかな




長い髪の毛をフワフワに巻いてて

どちらかと言えば清楚な雰囲気




分かりやすく言うと…

大学生のキレイなお姉さん、とか

・・・お嬢さん、か




育ちのよさそうな・・・【品のある人】かな