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Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第16章 オトナになる事・・・麻痺する事
「ァン…っ・・・アッ…アッ・・・」
『・・・~♪』
「あぁっ・・・ァアンっ・・・
ぁ・・・っ・・・せ…んせぇっ・・・」
ボクの腕の中で
かぁわいい声で鳴いてるのは
白衣の天使・・・のち
白衣を脱いだ
可愛い生身のナースちゃん♪
え…?…いつの間にって?
ハハハ、そういう相手じゃないよ
じゃあどういう相手?
ハハハ・・・そういう事は
察してくれるかな♪
うん・・・?
近場で手を打つとか最低?
そんなだらしない関係とか
もっとサイテー?
あのねぇ・・・君たち
特定の相手なんて
中々出来るようで出来ないのさ
デート中にしょっちゅう呼び出し来て
ろくに会えないだのなんだのって揉めちゃ
結局、長続きしないってもの
加えてさ
ボクたちって常に人の命預かって
それはもう仕事中は、職務全うのため
張りつめた状態なんだよ
わかるかな?
例えば当直明けに
また例えば、非番前夜に
都合がつく子がいれば
意見合致でホテルに向かう
まぁ、そんな事も成り行きであるでしょ♪
お互いオトナなんだし?
サイテー?
コラコラ・・・そこのかわいこちゃん?
そんなプリプリ怒ってばかりいると
ボクが一晩かけて
キツ~~~く…
オシオキしちゃうぞ・・・?♪
社会的にマズイ相手はもちろんノータッチ
本気になっちゃうタイプもスルー
それはそこに
暗黙のボーダーラインがあるよ
相手もわかってる子だから
こうしてボクにお誘いくれるし?
近場でマズイんじゃないかって?
ハハハっ
そんなものは、それこそが
暗黙のルール
医療の基本に習い
お互いに【守秘義務】を守れる
割りきれる子としか
そんなことするわけないじゃない
常識だよ♪
お互い…合意、割りきって
時には疲れを癒すのも必要でしょ?