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短編集〜エッチな人々〜
第4章 主任とひとつ屋根の下
「ただいま」
20時過ぎ、主任が帰って来たから出迎える。
「おかえりなさい。先、ご飯にしますか?お風呂にします?」
「その言葉、一昔前の夫婦の会話みたいだな」
「夫婦!?」
主任の爆弾発言!
それ以上の言葉が出てこない!
顔、真っ赤になってない?
「それって天然なのか?」
「天然?」
「お前って意外と面白いな」
主任が笑う。
「もう!からかわないで下さい!」
「悪い、悪い」
「全然反省してない」
「反省してるけど?」
主任ってそんな顔で笑うんだ。
反則だよ。
知りたい、もっと。
いろんな主任を。
「腹減ったしご飯にするかな。お前は食べたのか?」
「いえ、一生懸命仕事してる人より先に食べるなんて…」
「じゃ、一緒に食べるか?」
「今、準備しますね!先、着替えて来て下さい」
「分かった」
主任は自分の部屋へ着替えに行く。
私、やっぱりダメ…。
主任のこと、好きだ…。
テレビやライブで見るアイドルも好き。
だけど、主任とアイドルの“好き”は違う。
自分の気持ちに気付いてしまった。
早く部屋見つけて引っ越ししなきゃ。
早く元の上司と部下に戻らなきゃ。
20時過ぎ、主任が帰って来たから出迎える。
「おかえりなさい。先、ご飯にしますか?お風呂にします?」
「その言葉、一昔前の夫婦の会話みたいだな」
「夫婦!?」
主任の爆弾発言!
それ以上の言葉が出てこない!
顔、真っ赤になってない?
「それって天然なのか?」
「天然?」
「お前って意外と面白いな」
主任が笑う。
「もう!からかわないで下さい!」
「悪い、悪い」
「全然反省してない」
「反省してるけど?」
主任ってそんな顔で笑うんだ。
反則だよ。
知りたい、もっと。
いろんな主任を。
「腹減ったしご飯にするかな。お前は食べたのか?」
「いえ、一生懸命仕事してる人より先に食べるなんて…」
「じゃ、一緒に食べるか?」
「今、準備しますね!先、着替えて来て下さい」
「分かった」
主任は自分の部屋へ着替えに行く。
私、やっぱりダメ…。
主任のこと、好きだ…。
テレビやライブで見るアイドルも好き。
だけど、主任とアイドルの“好き”は違う。
自分の気持ちに気付いてしまった。
早く部屋見つけて引っ越ししなきゃ。
早く元の上司と部下に戻らなきゃ。