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短編集〜エッチな人々〜
第7章 レディース健診
「胸の検査はここでしようか。起きられる?」
「はい」
私はベッドからゆっくり起き上がる。
「じゃあ、バスタオル取ってくれるかな?」
これは検査。
違う方向に考えちゃダメ。
先生を信用しなきゃ。

私はバスタオルを取る。
空調の風が乳首に触れるとピンっと勃った。
やっぱり恥ずかしい!!!

「最初は形を見させてね」
カルテをバインダーに挟んでペンを持ち、先生が私の胸を前から横からじーっと眺める。
「良い形してるね。乳輪の大きさもちょうど良いし、乳首の色もキレイなピンクだし。あ、乳首勃ってるね」
あんまり声に出して見ないで…。

「次は触診するよ。さっきも言ったけど声はガマンしなくても良いからね。声を聞くことも大事なことだから」
「はい…」
返事すると先生の手がいきなり乳首を摘む。

「ひゃっ!!!」
「ごめんね、びっくりさせたね。乳首は母乳出る場所だからちゃんと診ないと」
「は、はい…」
「続けるよ?」
「はい…」

それから先生は私の胸を包むように優しく触っていく。
触られる度ピクン、ピクンと反応しちゃうけどなんとか声を押さえる。
もう終わりで良いのかな?
先生はカルテに真剣に向き合ってる。
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