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短編集〜エッチな人々〜
第5章 取引先で実演販売!?
「シャワー使わせてくれてありがとう…って、あっ!それ…」
部屋に戻ると浅岡くんが、私が会社から持って来たおもちゃを手に取って眺めてた。
しまった、本来の目的が…。

「これ、うちの会社で使わせてもらうよ」
「でも、実際…」
「北川が俺とのエッチに慣れてきたら使ってみようかな?」
イタズラ顔の浅岡くん。
顔から火が出そうなくらい真っ赤になる私。

「可愛い。楓」
「え?今、私のこと名前で…?」
「俺達、今日から付き合うんだし名前で呼ぶのは当たり前だろ?嫌…かな?」
「そんなことないよ。むしろ浅岡くんがそう言ってくれて嬉しい」
「ありがとう」
浅岡くんにぎゅっと抱きしめられた。

「俺の名前呼んで?楓?」
浅岡くんが耳元で囁く。
ゾクゾクしてきちゃうよ。
「快斗…くん」
「呼び捨てで呼んで?」
「…快斗」
「好きだよ、楓。俺の彼女になってくれる?」
「うん。これからよろしくね。快斗」
快斗と唇を重ねてキスをした。

End
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