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短編集〜エッチな人々〜
第7章 レディース健診
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「あんっ!」
変な声出ちゃった!!
とっさに手で口を押さえる。
「声出るのは生理現象なので無理して押さえなくても良いですよ」
先生が私の中を指でかき混ぜながら言う。
「でもっ!あぁっ!」
押さえても声が出ちゃう。
何だろう、この変な感じ。
診察中なのに。
なんかムズムズする。
足閉じたいけど診察台に乗ってるからできない。
「触診も異常はないですね。次は胸の検査しますね」
先生の指が抜かれ、台が元通りになる。
心臓バクバクの状態で降りようとした時、よろけて転びそうに。
「山村さん大丈夫ですか!?」
看護師さんが支えてくれた。
「は、はい…。大丈夫です。すみません…」
「ここで少し休んでて下さい」
「はい」
点滴用のベッドに寝転ぶ。
最近してないからなのか、先生の指が元彼の指に思えて感じてしまった。
「ごめんね、山村さん。さっきの検査痛かった?」
先生が謝ってきた。
「いえ、大丈夫です」
”元彼の指と勘違いしてました“なんて言えない…。
「検査、続けられる?」
「はい」
「次は胸の検査で、こっちも触診あるけど痛かったりしたら言ってね」
「はい…」
また触診…。
私、耐えられる…?
変な声出ちゃった!!
とっさに手で口を押さえる。
「声出るのは生理現象なので無理して押さえなくても良いですよ」
先生が私の中を指でかき混ぜながら言う。
「でもっ!あぁっ!」
押さえても声が出ちゃう。
何だろう、この変な感じ。
診察中なのに。
なんかムズムズする。
足閉じたいけど診察台に乗ってるからできない。
「触診も異常はないですね。次は胸の検査しますね」
先生の指が抜かれ、台が元通りになる。
心臓バクバクの状態で降りようとした時、よろけて転びそうに。
「山村さん大丈夫ですか!?」
看護師さんが支えてくれた。
「は、はい…。大丈夫です。すみません…」
「ここで少し休んでて下さい」
「はい」
点滴用のベッドに寝転ぶ。
最近してないからなのか、先生の指が元彼の指に思えて感じてしまった。
「ごめんね、山村さん。さっきの検査痛かった?」
先生が謝ってきた。
「いえ、大丈夫です」
”元彼の指と勘違いしてました“なんて言えない…。
「検査、続けられる?」
「はい」
「次は胸の検査で、こっちも触診あるけど痛かったりしたら言ってね」
「はい…」
また触診…。
私、耐えられる…?
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