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それでも僕は
第15章 15★
「………そんなに暑いならシャツを脱がしてあげようか?」
タンクトップの男は俺のシャツのボタンを外す。
「……へぇ、結構良い躰しているじゃないか」
ピアス男が俺の胸や腹を見て呟く。
「全部脱がそうぜ」
「やッ…ん…」
俺はシャツを脱がそうとするタンクトップの男の手を振り払う。
「…………黒崎くん、まだ飲み足りないみたいだね」
タンクトップの男は俺にさらにウィスキーを飲ませる。それを見ていたピアス男が『おいおい…』とタンクトップの男の行動に眉をひそめた。
「それ…媚薬入りのウィスキーだろ?そんなに大量に飲ませると大変なことなるんじゃないか」
「そのほうが黒崎くんも楽しめるだろ?」
タンクトップの男がニヤリッと笑う。それを見たピアス男は肩を竦めた。
「び、媚薬?お、俺に一体何を飲ませた!?」
「おっと、まだトんでなかったのか…黒崎は案外意識が強いのかもな」
「こういうヤツほど、壊し甲斐があるよな」
タンクトップの男とピアス男は俺に媚薬入りのウィスキーを大量に飲ませる。俺の意識がアルコールと媚薬で蕩けていく。
「すっかり出来上がってるね?黒崎くん?」
「……あう?」
媚薬入りウィスキーを飲まされ過ぎて頭がぼーっとする。
「とろとろになって可愛い」
「ひゃんッ!?」
タンクトップの男が俺の突起を弾く。俺は躰を大きくのけ反らせながら嬌声をあげる。突起を弾かれただけで痙攣を引き起こしている俺を見て、タンクトップの男とピアス男は
「思ったよりエロいな、黒崎」
「………そうだね、黒崎くんキツそうだから上で休ませてあげようか?」
「そうだな」
「ひうッ…!!」
タンクトップの男が俺をベッドに降ろす。シャツが肌に擦れただけで俺は喘いでしまう。
「暑そうだし、服を脱がしてあげようか」
タンクトップの男とピアス男が俺のシャツとスラックスを脱がせる。ボクサーパンツだけになった俺を見てふたりは息を飲んだ。
「スゲー色っぽいな」
「あぁ…」
タンクトップの男とピアス男が快感に飲まれている俺の躰を探る。
「あッんッ…んッ…ッあ…くッ…ふッんんッ…あんッ…」
男のゴツゴツした手が敏感になった俺の躰を弄る。男達のが触った部分が熱を持つ。