この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
それでも僕は
第18章 18★
「そろそろ挿れさせろよ、黒崎」
加賀見は薄い笑みを浮かべ俺をベッドの上に突き飛ばす。俺を突き飛ばした加賀見は長袖のTシャツを脱ぎ捨てる。
「ローションは…あった」
加賀見は俺に背中を向けて、ベッドに併設されている引き出しを開け、ローションを探す。やけに鍛えられた加賀見の躰…だが俺が1番気になったのは加賀見の背中にある龍の入れ墨だった。かなり気合いの入った入れ墨を彫っている加賀見、とてもカタギには見えない。
「どれにするか?」
「じゃあこれはどう?媚薬入りのローション、前に使った時、効果凄かったから」
堀越が加賀見に媚薬入りのローションを渡す。加賀見は目を細めベッドで仰向けになっている俺の元にやって来る。
「……もっと黒崎のエロい姿を見せてくれよ」
加賀見はそういうと俺のソレに媚薬入りローションを垂らす。
「やっ…見るなっ…」
ヒクヒク震えている俺のソレにローションが垂らす様子を食い入るように見ている堀越達。中心を隠そうとすると堀越と緒方に両腕を抑えられる。
「せっかくキレイなんだから隠そうとするなよ」
緒方は余裕のなさそうな顔で俺を見下ろす。
「…はあ、んっ…」
媚薬入りローションを垂らされた俺のソレが熱を持つ。
「うっ…!!」
「黒崎の中にいっぱいこれを注いでやるよ」
「や、やめろ…」
加賀見は俺の後腔にローションのチューブの絞り口を突っ込み、俺の中に媚薬入りのローションが注ぎ込まれる。
「…あッ…うッ…く、苦しい」
後腔に大量のローションを入れらる。加賀見は今にもローションが溢れ出しそうになっている俺の後腔の襞をなぞる。
「スゲーエロいな…すぐにここを俺達の精液でいっぱいいっぱいにしてやるからな」
「い、嫌だ…」
俺は加賀見の陰のある笑みに悪寒を感じ、首を横に振った。
「あっ…ふっ…」
「へぇ…ちゃんと効くんだな…この媚薬?」
寒気を感じ震えていた俺の躰が、ローションに含まれていた媚薬のせいで熱くなる。
「俺達にもそれ貸してよ」
「まだ、引き出しにあったはずだからそれ使え」
加賀見は引き出しを指差す、美原は引き出しの中を漁り、媚薬入りのローションを引き出しから取り出す。