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それでも僕は
第3章 3★
俺にはケイが必要だから例え叔父に愛想を尽かされたとしても男娼をやめるもりはない。恩を仇で返すようなことになってしまった。叔父の和臣さんにはケイの手術が決まってから全て話そうと思っている。
「んッ…たか…とッ…」
高人は啄むようにキスをする。
「俺といる時は俺のことだけ考えてよ」
そう言うと高人は俺にキスの雨を降らす。俺はそれを甘んじて受け入れる。高人はTシャツとジーンズを脱がせる。
「………昨日はずいぶん派手にヤッたみたいだな」
鬱血痕だらけの俺の躰に高人は顔をしかめた。
「んッ…たか、と…」
高人が俺にがっつくようにキスをする。俺の咥内に高人の舌は入って来る、高人に咥内を徹底的に蹂躙される。燻っていた熱を突っつかれいつもより躰が反応する。
「いつも以上に感じやすいな?」
「そ、そんなこと…あッ!!」
ボクサーパンツの上からでも分かるくらい自己主張を始めた俺のソレを高人が鷲掴みする。
「元々優馬は感度良いほうだけど、それでも今日はやけに反応が良いな…」
高人は視線を頭を出している俺のソレに向ける。
「せっかくだし、俺の服脱がせてよ」
俺は息を呑んで高人にYシャツを脱がせ、ベルトを外しズボンを降ろす。高人の細く締まった躰が露になる、俺を初めて抱いた躰で俺が初めて抱いた躰でもある。
「優馬…」
「た、高人!!」
高人が自分のソレを押し付けて来る。涼しい顔してソレを固くしている高人に俺は愕然とする。
「優馬の躰がエロいからな誰だって優馬のエロい躰を見ればこんなになる」
「な、なに馬鹿なことを…ッ…!!」
高人は自分とソレと俺のソレを擦り合わせる。
「うっ…うっ…んっ!!」
「……声我慢しないで、一緒に気持ち良くなろうぜ?優馬?」
高人が俺の腰に腕を回し躰を密着させる。高人のキレイな顔を近距離で見せられる。高人は微かに微笑んだあと俺にキスをしながら胸の突起を俺の突起と擦り合わせる。高人の巧みなキスに思考が蕩け始める。いつの間にか俺も突起やソレを高人に擦り付ける。
「……ベッド行くぞ優馬…」
俺と高人はベッドの上に座る…クイーンサイズのベッドは大柄な男ふたりが乗ってもまだ余裕があった。